第7回土木科学シンポジウム参加報告

2024年11月8日(金)、朱鷺メッセにて第7回土木科学シンポジウム(ARCEプロジェクト主催)が開催されました。

本研究室からは以下のポスター発表を行いました。

〇Phonepaserth Sisaykeo (M2):Study on Digital Twin of River by 3D Modeling for Flow Path Health Assessment

〇伊藤 隆人 (M1):河川水位一体制御のための有向グラフ信号処理

〇青木 竜成 (B4):ROS 2を用いた河川流路制御プロトタイプシステムの構築

〇金内 尋夢 (B4):河川水位一体制御のためのデータ駆動による水位分布予測手法の性能評価

第7回の土木科学シンポジウムは、「100年後の人と河川の姿を考える」をテーマに開催されました。産官学の立場から、100年後の人と河川の理想の姿や現状の制約、産官学それぞれの要望と課題設定について深く討論する場となりました。

本研究室からも信号処理の観点からの研究の成果についてポスター発表を行い、様々な専門分野の方々と貴重な意見交換を行うことができました。

一日も早く人と河川の理想の姿を実現できるよう、今後も研究に励んでいきます。

サマーセミナー2024 参加報告

2024年8月22日,23日の2日間,うなづき友学館(富山県黒部市)にて サマーセミナー2024「ビジョン×ジェネレーションZ」が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

  • 2タプル配列に対する回転ℓ1ノルムによるℓ2ノルム近似のRTL設計
    〇阿部 周,村松 正吾(新潟大)
  • 全変動正則化によるマイクロ波レーダ河川観測画像列の逐次復元の検討
    〇岡本 充生,大原 由暉,安田 浩保,早坂 圭司(新潟大),
    小野 峻佑(東京工業大),村松 正吾(新潟大)

 

ショートプレゼン×ポスター形式の発表は,他の学会と異なり学生間の議論を促進し,新たな視点やアイデアを得る貴重な機会となりました.

また,岡本は優秀発表賞を受賞することができました.

この場を借りて,企画委員会の皆様,共著者の皆様に深く御礼申し上げます.

  

第6回土木科学シンポジウム参加報告

2023年11月24日(金)朱鷺メッセにて第6回土木科学シンポジウム(ARCEプロジェクト主催)が開催され、本研究室からは以下の発表を行いました。

研究講演

〇村松正吾:力学系機械学習の新潮流  治水への展開 – 

〇内藤翼 (M1):グラフ信号処理で挑む河川水位一体制御の新たな方向性

ポスター発表

〇張晨 (D2):リニアアクチュエータを利用した河川模型における水制再配置システムの構築

〇北村帆高 (M2):流下方向を反映した河川ネットワーク解析

〇伊藤隆人 (B4):流域治水のための時間遅延グラフ信号処理による河道網水位分布予測

〇人見成祐 (B4):データ駆動による動的モデリングの河床起伏推定への応用

今年度の土木科学シンポジウムは、「人の結束と技術の融合による水害の超克」をテーマとして開催されました。河川工学、素粒子実験物理学、信号処理の3つの異分野研究を融合したARCEプロジェクトのメンバーに加え、産官学を含む様々な業界の方々が参加し、「土木のこれからの姿」や「水害を超克」する方法について意見交換を行いました。

本研究室からも異分野融合型研究の成果について口頭発表とポスター発表を行い、土木や建設をはじめとする様々な専門分野の方々から貴重な意見や提案を頂きました。これからも研究に励み、異分野融合型研究でのさらなる成果を目指して精進していきます。

また、ポスターセッションにおいて本研究室B4の伊藤隆人が優秀賞を受賞しました。

 

ITC-CSCC2023 参加報告

2023年6月25日(日)~28(水)の四日間,韓国済州島グランドハイアット済州にて,第38回International Technical Conference on Circuits/Systems, Computers and Communications(ITC-CSCC 2023が開催されました.

 

本研究室からは博士2年 Chen ZHANGが現地にて以下の発表を行いました.

口頭発表

  • C. Zhang, E. Kobayashi, D. Moteki, H. Yasuda, K. Hayasaka, S. Muramatsu: Performance Evaluation of MR-CSC-DMD in River Model Experiment with Groynes, Proc. of ITC-CSCC2023, June 2023

日本,韓国またはタイ国の研究者と交流して,視野が広がりました.また済州の美味しいものを食べて,素敵な経歴でした.

来年のITC-CSCCは沖縄で行われるので,またみんな会いましょう.

第4回データアクティベーションワークショップ参加報告

2023年3月27日(月)にアートホテル新潟駅前にて「第4回データアクティベーションワークショップ」が開催されました。

MSIPLab からは、新潟大学災害・復興科学研究所の安田准教授と共に村松が「ARCEプロジェクト」について紹介しました。

また、D2 の LI がマルチラボシステム(学内短期留学制度)による異分野融合研究で参加している研究のポスター発表もありました。

 

 

第5回土木科学シンポジウム参加

2022年11月18日,朱鷺メッセにて第5回土木科学シンポジウム(ARCEプロジェクト主催)が開催され、本研究室からは以下の発表を行いました。

研究講演

〇村松正吾:Society 5.0における河川の自律制御~河道から流域治水まで~

〇北村帆高 (修士1年):データ駆動による河道網水位の一体制御への挑戦

ポスター発表

〇劉東斉(修士2年): リニアアクチュエータを利用した流路能動制御プロトタイプシステムの構築

〇内藤翼(学部4年):データ駆動型動力学モデリングを利用した河川水位時系列データ解析

〇二村碩哉(学部4年):流路能動制御システムのための河道プラントモデル

今年度の土木科学シンポジウムは、信号処理論、素粒子物理学、河川工学の3つの異分野研究に加えて、産官学、様々な業界の方が集い「土木と日本の再設計」について語り合う場となりました。

私たちの研究室では、信号処理技術を用いて土木分野に貢献を行ってきましたが、実際に土木を専門にする方や、河川を管理されている方の生の声を聞くことができました。私たちの研究の方向性や様々な提案も頂いたため、今後検討を重ねていきます。

また、今回のポスターセッションは今年度研究室に入った学生の初の外部発表となり、本研究室の二村碩哉がポスターセッションで優秀賞を受賞し、喜ばしい結果となりました。

今後も一層研究活動に励んでいきます。  

第4回土木科学シンポジウム参加報告

2021年11月26日(金),朱鷺メッセにて第4回土木科学シンポジウムが開催され,本研究室から以下の講演を行いました.

 

研究紹介
〇村松正吾:河道能動制御のCPS実験~自制する河川の創出~

ポスターセッション
〇北村帆高:グラフ信号処理とデータ駆動解析による信濃川水系の水位分布予測
〇高橋勇希:河川健全性を保つ流路制御CPSの構築

 

今年度は、信号処理論、素粒子物理学、河川工学の3つの異分野を融合した「ARCEプロジェクト」のメンバーに加え、2020年11月に地方建設業をリードする高度人材を育成することを目的として設立された「水ラボ」のメンバー、大勢の土木業、建設業、行政の方々のご参加もあり大変盛大な会となりました。

また、ポスターセッションにおいては本研究室B4の北村帆高が優秀賞を受賞しました。

第5回土木科学シンポジウムの開催は、2022年11月25日18日(金)を予定しています。

 


過去の開催

関連リンク

IEEE ICAS 2021参加報告

2021年8月10~13日,カナダのMontrealにてIEEE ICAS 2021がオンラインで開催されました.

MSIP Labからは修士1年のLiuが発表しました.

Paper ID: 100

Session: ST3: Autonomous Control Systems

Date: Thursday, 12 August from 10:50 AM to 12:30 AM in Eastern Daylight Time (UTC-4)

Paper Title: RIVER FLOW PATH CONTROL WITH REINFORCEMENT LEARNING

Authors: Dongqi Liu, Yutaka Naito, Chen Zhang, Shogo Muramatsu, Hiroyasu Yasuda, Kiyoshi Hayasaka, Yu Otake

自律型システムについて様々な面白い応用が聴講できました.

オンラインでしたが,貴重な経験になりました.

ARCEプロジェクトに関する放送のお知らせ

本研究室の自律的河川制御工学(ARCE: Autonomous River Control Engineering)プロジェクトの取り組みについて、以下の番組の一部として放送されます。

【番組情報】
番組名「近代日本の列島改造 ~工人(エンジニア)たちの信濃川戦争~」
放送局 NST・新潟総合テレビ
放送日 2021年8月21日(土) 14時00分~15時00分

新潟県内の皆様、是非ともご視聴ください。

災害・復興科学研究所の安田浩保研究教授らがNST新潟総合テレビの番組に出演します | トピックス | ニュース – 新潟大学 (niigata-u.ac.jp)

ARCEプロジェクトがテレビ番組に紹介されました – 研究 | 新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター (niigata-u.ac.jp)