新研究科 の情報

令和8年4月開設の「総合学術研究科」修士課程について学生募集が開始されました。

  1. 令和8 年4 ⽉に現代社会⽂化研究科と⾃然科学研究科を統合し、⼈⽂社会科学専攻と⾃然科学専攻の2 専攻からなる「総合学術研究科」修⼠課程を設置します。
  2. 詳細は、本学HP「⼤学院:総合学術研究科(2026 年4⽉開設)」ページをご覧ください。
    URL https://www.niigata-u.ac.jp/academics/graduate/sougou/
  3. 改組後の教育・研究体制については以下をご覧ください(5⽉開催の説明会資料)。
    URL https://www.niigata-u.ac.jp/academics/graduate/sougou/seminar/

本研究室は以下の分野が対応します。

  • MF02 システム創成科学プログラム 電子情報通信分野
  • MC02 アニメ・映像資源科学プログラム 自然科学分野

高麗大学校との合同ゼミ 実施報告

2025年7月11日、高麗大学校ソウルキャンパスにてJong-Ok Kim先生の研究室と合同ゼミを行いました。

合同ゼミではITC-CSCC2025の内容を共有し、大学間で多くの意見を交換することができました。交換した意見は今後の研究に生かせるものが多く、研究をもう一段階進めることができそうです。

合同ゼミの後には食事会がありました。様々な韓国料理を楽しませていただき、学生同士でさらに交流を深めることができました!

今後もこのような国際的な繋がりを大切に、研究活動を行っていきます。両研究室のさらなる発展を願っております!

ITC-CSCC 2025 参加報告

2025年7月7日から7月10日の4日間、韓国・ソウルの中央大学校にてITC-CSCC 2025が開催されました。

ITC-CSCCは回路・システム、コンピュータおよび通信技術の分野を主とした会議であり、日本・韓国・タイの三ヵ国を中心として開催されています。

私たちの研究室からは5名が参加し、以下の内容で発表を行いました。

  • Motoyasu SUZUKI1, Shogo MURAMATSU1 (1.Niigata University) , “Preliminary Analysis on Dynamics Equation Discovery with Locally Structured Unitary Network”

  • Phonepaserth SISAYKEO1, Hiroyasu YASUDA1, Kiyoshi HAYASAKA1, Shogo MURAMATSU1 (1.Niigata University), “Digital Twin of River by 3D Modeling with Sediment Simulation for Flow Path Assessment”

  • Ryusei AOKI1, Phonepaserth SISAYKEO1, Kiyoshi HAYASAKA1, Hiroyasu YASUDA1, Shogo MURAMATSU1 (1.Niigata University), “3D Physical Model of Controllable Artificial Variable Width Channel with Reinforcement Learning”

  • Tatsuya FUJISAKI1, Shogo MURAMATSU1 (1.Niigata University), “Parameter Estimation for the Fast Griffin-Lim Algorithm by Unrolling”

  • Yuki YAMADA1, Shogo MURAMATSU1 (1.Niigata University), “Plug-and-Play Image Restoration with Locally Structured Unitary Network Denoiser”

加えて以下の共同研究発表も行われました。

  • Seung Yeop Baek1, Dong Hoon Kang1, Young-Seo Kim1, Shogo Muramatsu2 and Jong-Ok Kim1(1.Korea University)(2.Niigata University), “Leveraging Text Labels for Color Constancy”

発表では、様々な国の専門家から多くの意見を頂き、議論をすることができました。英語での発表には実力不足も感じましたが、今後の研究活動をより良いものにする、非常に良い経験となりました。今回の会議を糧にし、今後も研究に誠心誠意取り組みたいと思います!

また、来年のITC-CSCCはタイのバンコクで行われます。多くの経験ができるITC-CSCCへの投稿を目指して、研究を頑張りましょう!

 

 

 

 

電子情報通信学会総合大会参加報告

2025年3月24日(月)から28日(金)の日程で,東京都市大学世田谷キャンパスにて電子情報通信学会総合大会が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

〇張 晨・安田 浩保・早坂 圭司・村松 正吾 (新潟大)River Health Assessment for Active Channel Control using Unsupervised Learning

〇Ahmed Malouq・Shogo Muramatsu (Niigata Univ.) Fault Detection and Classification in Photo-Voltaic Systems using Multiclass SVM Algorithm

今回の発表を通じて,様々な研究者から貴重なご意見を頂き,自身の研究を深める多くの気づきを得ることができました.他研究者とのコミュニケーションを自分の武器になるよう頑張って行きます.今回の大会は本年度最後の学会になります.来年度も数多く発表するよう研究を進めましょう!

第11回 音声・音響・信号処理ワークショップ(SPEASIP)参加報告

2025年3月2日(日)から4日(火)の日程で,沖縄県青年会館にて第11回 音声・音響・信号処理ワークショップ(SPEASIP)が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

ポスター発表(3件)

〇二村碩哉・村松正吾(新潟大)モデル予測制御のための制御付き動的モード分解に基づくシステム同定に関する検討 

〇青木竜成・シサイケオ フォンパセス・村松正吾(新潟大)強化学習による可動拡縮流路3D物理モデルの制御 ~ 河川デジタルツインに向けて ~

〇鈴木基靖・ヤサス ゴダゲ・村松正吾(新潟大)局所構造化ユニタリネットワークによる動力学モデリングのための基礎検討

オーラル発表(3件)

〇人見成祐・ヤサス ゴダケ・安田浩保・早坂圭司・村松正吾(新潟大)多重解像度表現を取り入れた局所構造化ユニタリネットワークによる河床状態推定の検討

〇金内尋夢・伊藤隆人・安田浩保(新潟大)・永原正章(広島大)・村松正吾(新潟大)河川一体制御のためのデータ駆動型水位分布予測手法の性能評価 

〇張 晨・安田浩保・早坂圭司・村松正吾(新潟大)水制による河川能動制御のためのDMDcによる河床起伏推定とその性能評価

    

    

共著(1件)

〇Reiya Asuke・Masahiro Yukawa(Keio Univ.)・Shogo Muramatsu・Daichi Moteki・Hiroyasu Yasuda(Niigata Univ.)Online Short-term Prediction of Riverbed Evolution Using Extended Dynamic Mode Decomposition

今回の発表を通じて,様々な研究者から貴重なご意見を頂き,自身の研究を深める多くの気づきを得ることができました.また,様々な研究発表を聴講することで,新たな知識や刺激を得ることができ,研究への意欲が一層高まりました.また沖縄の美味しい料理と美しい風景も深い印象を残しました.次の信号処理研究会は金沢にて開催されます。投稿を目指して研究を進めましょう!

    

令和6年度修士論文発表会実施報告

令和7年2月4日~5日にかけて、令和6年度修士論文発表会が開催されました。
本研究室からは以下の発表を行いました。

  • 阿部周

2タプル配列に対する回転l1ノルム法によるl2ノルム近似のHW実装に関する研究

  • 井上達貴

顕微鏡画像を用いた刺激応答の分類および解析に関する研究

  • 岡本充生

全変動正則化によるマイクロ波レーダ河川観測画像の逐次復元に関する研究

  • 内藤翼

拡張グラフフーリエ変換による有向グラフ信号のための辞書学習に関する研究

  • 二村碩哉

モデル予想制御のための制御付き動的モード分解に基づくシステム同定に関する研究

村松先生の熱いご指導により無事に5人全員で発表を終えることができました。
3年間本当にありがとうございました。
後輩の皆様には世界を変えるべく研究に精進して頂きたいと思います。

私たちM2も、少しでも社会に貢献できる人材を目指し、日々努力を重ねてまいります!

 

菊池久和教授を偲ぶ会のご案内

昨年夏にご逝去されました菊池久和教授のご功績を偲び、ご冥福をお祈りするため、下記のとおり偲ぶ会を執り行いますのでお知らせします。また、連絡の取れるご学友がいらっしゃる場合にはぜひその方にもお知らせくださいますようお願いします。

  • 日時: 2025年6月28日(土曜日)
  • 会場: 新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」およびアートホテル新潟駅前「越後」
  • 内容:
    第1部: 追悼講演会(15:40~17:40)「ときめいと」にて
    第2部: 追悼懇親会(18:00~20:00)「アートホテル新潟駅前 越後」にて
  • 会費:
    第1部のみ4,000円(当日受付にて申し受けます)
    第2部のみまたは両方 12,000円(当日受付にて申し受けます)
  • その他:
    ご参加希望の方はURLをご覧になり,参加登録フォームからお申し込み下さい:
    菊池久和教授を偲ぶ会実行委員会特設ページ
    https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~msiplab/klabforever/
    詳細につきましては、特設ページに随時掲載してまいります。

実行委員会幹事
阿部淑人(電子昭和60年卒:新潟国際情報大学)
佐々木重信(現教員:新潟大学)
村松正吾(現教員:新潟大学)


菊池 久和 – MSIP Lab, Niigata Univ.

学位申請公開論文発表会の開催について

以下のとおり、学位申請公開論文発表会を実施します。

  1. 申請者氏名          LI Jikai(リー ジーカイ)
  2. 論文発表会の開催日時 令和7年2月14日(金):16時00分~17時00分
  3. 論文発表会の場所    自然科学研究科管理棟 大会議室
  4. 学位申請論文名  Structured Deep Image Prior for Image Restoration (画像復元のための構造化深層画像事前知識)

どなたでも聴講参加可能です。