新潟大学データサイエンス・AIシンポジウム2024 参加報告

2024年9月19日(木)万代シルバーホテル(新潟市中央区万代1丁目3-30)にて、新潟大学データサイエンス・AIシンポジウム2024が開催されました。

本研究室からは以下のポスター発表を行いました。

  • Tsubasa NAITO1, Ryuto ITO1, Yuichi TANAKA2, Shogo MURAMATSU1 (1. Niigata Univ.,2. Osaka Univ.) : DICTIONARY LEARNING FOR DIRECTED GRAPH SIGNALS VIA AUGMENTED GFT

  • Phonepaserth Sisaykeo1, Hiroyasu Yasuda1, Kiyoshi Hayasaka1 and Shogo Muramatsu(1. Niigata University) :  FLOW-PATH FITTING FROM IMAGES WITH SUPPORT VECTOR REGRESSION FOR RIVER HEALTH ASSESSMENT

  • Ryuto Ito1, Tsubasa Naito1, Hiroyasu Yasuda1, Masaaki Nagahara2 and Shogo Muramatsu1 (1. Niigata Univ., 2. Hiroshima Univ.) :  SPARSE-CODED TIME-DELAY GRAPH DMD FOR PREDICTION OF RIVER WATER LEVEL DISTRIBUTION

生成AI、ビッグデータ、クラウド技術の最新動向について学ぶ貴重な機会となりました。また、ポスターセッションでは、参加者との活発な意見交換の中で有益なフィードバックを受けることができました。

研究の意義を再確認する機会となり、刺激的な経験となりました。

サマーセミナー2024 参加報告

2024年8月22日,23日の2日間,うなづき友学館(富山県黒部市)にて サマーセミナー2024「ビジョン×ジェネレーションZ」が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

  • 2タプル配列に対する回転ℓ1ノルムによるℓ2ノルム近似のRTL設計
    〇阿部 周,村松 正吾(新潟大)
  • 全変動正則化によるマイクロ波レーダ河川観測画像列の逐次復元の検討
    〇岡本 充生,大原 由暉,安田 浩保,早坂 圭司(新潟大),
    小野 峻佑(東京工業大),村松 正吾(新潟大)

 

ショートプレゼン×ポスター形式の発表は,他の学会と異なり学生間の議論を促進し,新たな視点やアイデアを得る貴重な機会となりました.

また,岡本は優秀発表賞を受賞することができました.

この場を借りて,企画委員会の皆様,共著者の皆様に深く御礼申し上げます.

  

ITC-CSCC 2024 参加報告

ITC-CSCC2024は、2024年7月2日から5日まで、沖縄の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催されました。

2024は、回路設計、システム設計、コンピュータ・システム、通信ネットワークの分野をカバーする韓国、タイ、そして日本からの参加者を主とした国際会議です。

私たちは次のようなプレゼンテーションを行いました。

SS-5 センシング・アプリケーションのための信号処理、日付 2024年7月4日

  • Phonepaserth Sisaykeo1, Hiroyasu Yasuda1, Kiyoshi Hayasaka1 and Shogo Muramatsu1 (1. Niigata University) :  FLOW-PATH FITTING FROM IMAGES WITH SUPPORT VECTOR REGRESSION FOR RIVER HEALTH ASSESSMENT

ポスターIII、日付 2024年7月4日

  • Ryuto Ito1, Tsubasa Naito1, Hiroyasu Yasuda1, Masaaki Nagahara2 and Shogo Muramatsu1 (1. Niigata Univ., 2. Hiroshima Univ.) :  SPARSE-CODED TIME-DELAY GRAPH DMD FOR PREDICTION OF RIVER WATER LEVEL DISTRIBUTION

どちらの発表も会議出席者から好評を得られました。洞察に満ちた議論や共同研究の可能性を呼び起こしました。ITC-CSCC2024への参加は、研究成果を共有し、フィードバックを得て、この分野の専門家とネットワークを築く貴重な機会となりました。

今後もITC-CSCCコミュニティへの参加と貢献を楽しみにしています。

 

GSAL2024 参加報告

2024年7月17日 (水) ~ 19日 (金) にかけて大阪大学 中之島センターにてGSAL2024 (Graph Signal Analysis & Learning Mini-Workshop) が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

〇Tsubasa NAITO1, Ryuto ITO1, Yuichi TANAKA2, Shogo MURAMATSU1 (1. Niigata Univ.,2. Osaka Univ.) : DICTIONARY LEARNING FOR DIRECTED GRAPH SIGNALS VIA AUGMENTED GFT

発表を通して,グラフ信号処理分野を専門とされる方々と白熱した議論をすることができ,また他大学の研究者からも注目されている研究であることを知りました.

グラフ信号処理に関する様々な研究発表を聴講することもでき,貴重な経験・刺激となりました.

メディア工学研究会(ME)参加報告

2024年6月6日(木)~7日(金)にかけて新潟大学(駅南キャンパスときめいと)にてメディア工学研究会が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

〇丸山未夢,Yasas Godage,村松正吾(新潟大学) ボリュームデータ処理のための3方向局所構造化ユニタリネットワーク

発表を通して,画像分野を専門とされる方々から貴重なご意見、ご質問をいただきました.また、さまざまな研究の発表を聴講することもでき,貴重な経験となりました.

今回得た経験を今後の研究に活かしていきたいを思います.

科学研究経費補助金挑戦的研究(開拓)採択

2024年度(令和6年度),新規に以下の科学研究費補助金が採択されました。
  • 挑戦的研究(開拓) 課題番号:24K21314
    データ駆動による河道網水位の一体制御への挑戦:有向グラフ構造上の動力学モデリング
    研究代表者:村松正吾(新潟大学)

その他、以下の新規課題に研究分担者として参加しています。

  • 基盤研究(A) 課題番号:24H00365
    洪水時の観測ビッグデータに基づく自然由来河道の安定機構の解明と河道設計指標の特定
    研究代表者:安田浩保(新潟大学)
  • 基盤研究(B) 課題番号:24K00896
    光変形する微小液滴の動的ネットワーク化による学習型・局所振動センシング技術の創生
    研究代表者:大平泰生(新潟大学)

補助金リスト

APSIPA Transactions on Signal and Information Processing論文掲載

以下の論文がAPSIPA Transactions on Signal and Information Processing (Q1: Information Systems)に掲載されました。

科学研究費補助金基盤研究(A)「(22H00512) 動的システムモデリングのための局所構造化ユニタリネットワークと接空間学習」の成果です。

オープンアクセスです。ソースコードはCode Oceanで公開されています。

SCImago Journal & Country Rank


各種受賞のお知らせ

2024年3月19日 (火) に新潟大学工学部にて「令和5年度工学部卒業研究(設計・課題解決)優秀賞等授賞式」が実施されました。

本研究室からは2名が各種賞を受賞しました。

  • 伊藤隆人
    – 電気学会東京支部電気学術奨励賞
    – 新潟大学工学部卒業研究優秀賞
    (題目: 時間遅延グラフ動的モード分解による河道網水位分布予測)
    – 電子情報通信プログラム学業成績優秀賞
  • 丸山未夢
    – 電気学会東京支部電気学術女性活動奨励賞

令和5年度卒業式実施のお知らせ

令和6年3月25日(月)朱鷺メッセにて令和5年度春季卒業式が実施されました。

本研究室からは、M2が3名修了し、B4が5名卒業しました。B4の5名は大学院に進学し、M2の3名は社会へ羽ばたきます。

M2のお三方から吸収した知識や経験は、我々在校生が受け継ぎ、更なる本研究の発展へと昇華できるよう精進してまいります。

 

2024年電子情報通信学会総合大会参加報告

2024年3月4日 (月) ~ 8日 (金) にかけて広島大学 (東広島キャンパス) にて電子情報通信学会総合大会が開催されました.

本研究室からは以下の発表を行いました.

[A-8] 信号処理

〇伊藤隆人1,内藤翼1,北村帆高1,安田浩保1,永原正章2,村松正吾1 (1. 新潟大,2. 広島大):時間遅延グラフ動的モード分解による河道網水位分布予測の検討

〇Yasas Godage1, Hayato Obara2, Yu Otake2, Masaaki Nagahara3, Shogo Muramatsu1 (1. Niigata Univ., 2. Tohoku Univ., 3. Hiroshima Univ.):Leveraging Locally-structured Unitary Networks for Modeling Non-linear Autonomous Dynamical Systems.

〇Phonepaserth Sisaykeo1, Yuki Takahashi1, Hiroyasu Yasuda1, Kiyoshi Hayasaka1, Shogo Muramatsu1 (1. Niigata Univ.):Flow-Path Fitting Simulation with Gaussian Process Regression for River Health Assessment

 

発表を通して,信号処理分野を専門とされる方々から貴重なご意見を頂きました.様々な研究分野の発表を聴講することもでき,貴重な経験となりました.

また,広島大学大学院先進理工系科学研究科の永原正章先生と「動的システムモデリングのための局所構造ユニタリネットワークと接空間学習」に関して情報交換や制御への展開について協議しました.

今回得た知見を今後の研究に活かしていきたいと思います.