- 出 願 国: 日本
- 発明名称: 計算装置、複素数の絶対値の計算方法及びプログラム
- 発 明 者: 村松 正吾、山田 寛喜、児玉 侑也
- 登録番号: 特許第7370575号
- 登 録 日: 令和5年10月20日
AuGFTのソースコード公開
Augmented Graph Fourier Transform (AuGFT) – File Exchange – MATLAB Central (mathworks.com) を公開しました。
有向グラフ信号の実数フィルタの実現を容易にする拡張GFTの関数とその応用のスクリプトを含んでいます。
是非お試し下さい。
謝辞:本研究は科研費21H04596および科研費22H00512助成による。
第38回信号処理シンポジウム参加報告
2023年度11月6-8日にかけて京都テルサ(京都市)にて日本における信号処理に関する最大規模の研究会である第38回信号処理シンポジウムが開催されました。
本研究室からは以下の発表を行いました。
◎
( 1. 新潟大学 , 2. 大阪大学),AuGFTによる有向グラフフィルタリングの性能評価先日のICIPにおける発表からまだ日が浅いですが、提案法を様々な人工生成ネットワークに適用しフィルタリングの適用範囲について検討を行いました。
今回、国内向けには初めて自身の提案法を発表する場となり、同じグラフ信号処理を研究する様々な方に興味をもって聞いていただき大変有意義な場となりました。
また、私自身は初めて京都を訪れる機会となった為、街並みや食事をとても楽しむことができました。
次は今月末に実施される土木科学シンポジウムにて研究ポスターを展示するのでしっかりと頑張りたいです。
ICIP2023 参加報告
2023年10月8日-11日の4日間、マレーシア・クアラルンプールにて、画像・映像処理およびコンピュータビジョンに特化した世界最大級の国際会議であるIEEE International Conference on Image Processing (ICIP) が開催されました.
本研究室からは修士2年の北村帆高と博士3年のLi Jikaiが以下の発表を行いました.
- H. Kitamura, H. Yasuda, Y. Tanaka, and S. Muramatsu, “Realization of Digraph Filters Via Augmented GFT,” 2023 IEEE International Conference on Image Processing (ICIP), Kuala Lumpur, Malaysia, 2023, pp. 2885-2889, doi: 10.1109/ICIP49359.2023.10222618.
- J. Li and S. Muramatsu, “Inter-Scale Sure-Let Image Restoration with Deep Unrolled Image Prior,” 2023 IEEE International Conference on Image Processing (ICIP), Kuala Lumpur, Malaysia, 2023, pp. 3095-3099, doi: 10.1109/ICIP49359.2023.10222110.
世界中の様々な国からの学生、教授と交流し世界のレベルを痛感しました。特に私の研究テーマの第一人者である著名な先生にもお会いすることができ、大変刺激的でした。
今後は今回の学会で得た経験を活かして自身の研究のさらなる飛躍につなげていきます。
(動画の冒頭14″に映ってました!)
Reflecting back on #ICIP2023 events that took place at the beginning of the week including the Welcome Reception, MiME breakfast, and more! Check out the highlights from these events in the video below. pic.twitter.com/mTuT6mvHxJ
— IEEE International Conference on Image Processing (@ieeeICIP) October 12, 2023
電子情報通信学会 ESS Fundamentals Review 記事掲載
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review に畳込み辞書学習に関する以下の記事が掲載されました。どなたでも閲覧できると思います。御笑読ください。
- 村松 正吾, フィルタバンク理論に基づく畳込み辞書学習, 電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review, 2023, 17 巻, 2 号, p. 116-125, 公開日 2023/10/01
- ソースコード
電子情報通信学会 ESS 貢献賞(会議運営)
2023年度電子情報通信学会信越支部大会参加報告
2023年9月24日 (日) に電子情報通信学会信越支部大会がオンラインで開催されました.
本研究室からは学部4年の伊藤が以下の発表を行いました.
- <基礎・境界V> 7C-2
〇伊藤隆人,内藤翼,北村帆高,安田浩保,村松正吾 (新潟大):
流域治水のための時間遅延埋め込み動的モード分解による河道網水位分布予測
本研究室,伊藤の初めての学会発表となりました.
様々な研究分野の発表を聴講することができ,貴重な経験となりました.これからもより一層,研究活動に励んでいきたいと思います.
2023年8月メディアダイナミクス研究室での見学報告
2023年8月電子情報通信学会クラウドネットワークロボット研究会参加報告
2023年8月9日(水)に電子情報通信学会クラウドネットワークロボット研究会が北海道大学学術交流会館にて開催されました。
本研究室からは博士2年 Chen ZHANGが現地にて以下の発表を行いました.
口頭発表
- 張 晨・高橋勇希・茂木大知・安田浩保・早坂圭司・村松正吾(新潟大):河川流路変動メカニズム解明のための水制再配置システムの構築,電子情報通信学会クラウドネットワークロボット研究会,信学技報,vol.123,no.154,CNR2023-4,pp.18-21,2023年8月
ロボット研究会の参加は初めてです。ドローンの撮影モードや「なでる」ロボットなどの面白い話しを聞きました。
北海道の夏は全然涼しくないけど、ラム肉がとても美味しいです。
2023年7月映像情報メディア学会メディア工学研究会参加報告
2023年7月21日(金)に映像情報メディア学会メディア工学研究会がオンラインにて開催されました。
本研究室からは修士1年の岡本と二村が以下の発表を行いました。
1.〇岡本充生・大原由暉・村松正吾・安田浩保・早坂圭司(新潟大):全変動正則化によるマイクロ波レーダ河川観測画像復元,映情学技報, vol. 47, no. 20, ME2023-62, pp. 1-4, 2023年7月.
2.〇二村碩哉・村松正吾・安田浩保・早坂圭司(新潟大):河道能動制御サイバーフィジカルシステムのためのプラントモデルの検討, 映情学技報, vol. 47, no. 20, ME2023-63, pp. 5-8, 2023年7月.
岡本と二村,両名とも初めての学会発表となりました。
オンライン開催でしたが、25分の発表時間で研究内容を細部まで伝わるように意識しました。また、本研究会において様々な研究発表を聞き、知見が深まりました。今後の研究にも真摯に取り組んでいければと思います。