IEEE ICASSP 2023 参加報告

2023年6月4日~10日の七日間,ギリシャ ロドス島  Rodos Palace Luxury Convention Resort にて,2023 IEEE International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing (ICASSP 2023)が開催されました.

本研究室からは博士2年 Jikai,修士2年 小林の二名が現地にて以下の発表を行いました.

ポスター発表

ICASSP2023という一流の研究者や世界的な業界の先駆者が集まる場で発表を行えたことを大変嬉しく思います.今年のICASSPへの関心は過去最高を上回り,3700人以上が対面で参加しました.この増加した参加人数は,信号処理やAIの発展におけるコミュニティの重要性を示すものであり,世界でのAI人材としての期待や役割を再認識する機会となりました.また,会場での交流や議論を通じて,ポストコロナの到来を実感できた瞬間でもありました.今後も世界に必要な人材となるために,さらなる精進を重ねていきます.


第4回データアクティベーションワークショップ参加報告

2023年3月27日(月)にアートホテル新潟駅前にて「第4回データアクティベーションワークショップ」が開催されました。

MSIPLab からは、新潟大学災害・復興科学研究所の安田准教授と共に村松が「ARCEプロジェクト」について紹介しました。

また、D2 の LI がマルチラボシステム(学内短期留学制度)による異分野融合研究で参加している研究のポスター発表もありました。

 

 

令和4年度卒業式実施のお知らせ

令和5年3月23日(木)朱鷺メッセにて令和4年度春季卒業式が実施されました。

本研究室からは、M2が5名修了し、B4が5名卒業しました。B4の全員が大学院に進学しますが、M2の方々は春から就職し、新しい環境での生活が始まります。

M2の修了生たちは、新たな職場で頑張ることになりますが、これまでの研究で培った知識やスキルを活かして、それぞれの分野で活躍することを期待しています。一方、進学組のB4たちは、大学院で更なる研究に取り組むことになります。研究室で培った知識やスキルを基に、更なる学びと研究を積み重ね、将来的には学問や社会に貢献することを期待しています。

研究室にとって、卒業式は卒業生や修了生の成果を讃えると共に、彼らとの別れを惜しむときでもあります。しかし、これからもOBである、また同じ研究分野で活躍する研究者である皆さんとつながりを持ちながら、研究室の発展に貢献していきたいと思います。再び会える日を楽しみにしています。

JSPS二国間交流事業実施報告

2023年3月13~16日にかけて仁川大学校にてGwanggil Jeon先生の研究室との第2回目の研究交流を実施しました。

第1回目の際はコロナウイルスの感染拡大により、村松先生のみの訪問となりましたが、今回はM2の山本とM1の北村も同行し発表を行いました。

仁川大学校を案内していただいた後、お互いの研究や今後の課題について発表を行い議論をしました。

同行した2人の学生は、海外で初めて英語で発表する機会となりましたが、しっかりと準備を行い、発表に挑むことができました。その結果、普段とは違った視点からのコメントを多く頂き、大変勉強になりました。

今度は日本にも訪問したいとJeon先生に言っていただけたので、是非楽しみにしたいです。

 

2023年電子情報通信学会総合大会参加報告

2023年電子情報通信学会総合大会参加報告

2023年3月7日~10日に芝浦工業大学 大宮キャンパスにて電子情報通信学会総合大会が開催されました。

本研究室からは以下の発表を行いました。

    • A-8-21(3月8日)\r\n◎内藤翼(B4):データ駆動型動力学モデリングによる河川水位時系列データ解析の検討

 

本研究室、内藤の初めての学会発表となりました。

また、様々な同学年の研究発表を聞く貴重な場となりました。今後も研究活動に真摯に努めてまいります。

SPEASIP2023参加報告

令和5年2月28日~3月1日にかけて沖縄県立博物館・美術館(沖縄)にて第9回 音声・音響・信号処理ワークショップ(SPEASIP 2023)が開催されました。

本研究室からは以下の発表を行いました。

〇阿部周・高橋颯志・村松正吾(新潟大学)、ループ展開ISTAによる低ビット画像復元

〇村松正吾・北村帆高・安田浩保(新潟大学)・田中雄一(大阪大学)、有向グラフ信号に対する実フィルタ設計に関する検討

本研究室B4阿部の初めての学会参加となりましたが、しっかりと質疑にも対応し、白熱した議論となりました。

また、同学年の研究発表を聞き大変刺激を受ける場となりました。今後の研究の意欲も高まりました。

 

令和4年度卒業論文発表会実施報告

令和5年2月14日に令和4年度卒業論文発表会が開催されました。

本研究室からは以下の発表を行いました。

 

  • 阿部周

ループ展開ISTAによる低ビット画像復元

  • 内藤翼

データ駆動型動力学モデリングによる河川水位時系列データ解析

  • 井上碩哉

IRDAptamerの細胞膜透過性評価のための画像分類

  • 岡本充生

全変動正則化によるマイクロ波レーダ河川画像復元

  • 二村碩哉

河道能動制御サイバーフィジカルシステムのためのプラントモデル

 

様々な分野の研究を聞くことができ、大変勉強になりました。

今年のB4の5名は全員大学院進学ということで、これからも研究を続けていきます!

令和4年度修士論文発表会実施報告

令和5年2月2~3日にかけて令和4年度修士論文発表会が開催されました。

本研究室からは以下の発表を行いました。

  • 高橋颯志

ユニタリ畳み込み層を有するループ展開ネットワークの多様体最適化に関する研究

  • 山本雅偉

Primal-Dual Splitingを利用した畳み込み画像復元の固定小数点演算実装に関する研究

  • 柿原正紀

スケール間しきい値処理を導入したOCTボリュームデータ復元に関する研究

  • Liu Dongqi

強化学習を適用した流路能動制御システムに関する研究

  • Zhang Zuxuan

複素絶対値近似計算を用いた高速繰り返し縮退閾値処理によるSAR画像復元

  • Ren Shiyi

畳み込み合成辞書を利用した一般ミニマックス凹面正則化による画像復元

       

村松先生の熱いご指導により無事に6人全員で発表を終えることができました。

また、来年に同じく修士論文発表会を控える私も良い刺激を受けることができました。

2年間本当にお疲れさまでした。

電子情報通信学会誌2023年1月号記事掲載

電子情報通信学会誌2023年1月号に画像復元に関する以下の記事が掲載されました。会員の皆さんは閲覧できると思います。御笑読ください。

 

Physics of Fluids論文採択

以下の論文がPhysics of Fluidsに採択されました。

災害・復興科学研究所・安田研、理学部・早坂研との共同研究の成果です。

  • Daichi Moteki, Shohei Seki, Shogo Muramatsu, Kiyoshi Hayasaka, and Hiroyasu Yasuda, “On the occurrence of sandbars,” DOI: 10.1063/5.0128760, Physics of Fluids, 2022