新潟大学工学部
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INFORMATION ENGINEERING
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コンピュータグラフィックス
コンピュータグラフィックス
コンピュータの性能が向上するにつれ、扱える情報量が飛躍的に増大しています。特にこれまで容量の大きな情報の代表格であった映像が、コンピュータ、ビデオ機器、携帯電話などの間で容易に行き来できるようになっています。個人で画像や映像などのコンテンツを制作しそれを楽しむことができる時代になってきました。そこで、コンテンツをどのように制作するのかが最も重要な課題となってきています。
シュートの再生CG画像
シュートの再生CG画像
講義では、コンピュータグラフィックス=モデリング+レンダリング+アニメーション、といった考えで基礎から順を追って体系的に学びます。すなわち、モデリングでは人間などの対象を立体的に構成し、レンダリングでは立体モデルにテクスチャを貼り付け、アニメーションでは立体モデルに動作を振り付けます。さらに、光の照射や反射・屈折を考慮してリアルさを追及するとともに、カメラワークなどの演出技法や音楽や効果音も考慮します。さらに、モーションキャプチャを使ったアニメーション制作の実習も考えています。コンピュータグラフィックスは、現実の世界をバーチャルな世界でモデル化しているとも言えますので、これまで学んだ情報工学の科目はもとより、数学や物理学などの基礎科目も重要となってきます。
情報工学基礎実習I・II
情報工学基礎実習I・II
10人程度の小人数グループに分かれ、それぞれのグループにおいてハードウェアやソフトウェアなどのものづくりを通して工学的な設計手法を学んで行く実習です。
コンピュータアニメーションやゲームの作成、コンピュータネットワークの構築・設定など、15週の実習時間を通して、各グループ毎に様々なテーマに取り組んでいます。
コンピュータネットワーク
コンピュータネットワーク
現在、コンピュータネットワーク、インターネットが広く普及し、欠くことのできないものになりつつあります。この講義では、コンピュータ間で通信を行うプロトコル(データ通信を行う交信手順)とネットワークの仕組みについて学び、インターネットではどのようにデータをやり取りしているのか、世界中の無数のコンピュータをどのように結び付けているのかを理解することを目的としています。
プログラミング I・II
プログラミングI,II
プログラミングIでは、今日のプログラミング開発で圧倒的な人気があり科学計算にもよく使われていれるC言語と、webブラウザ上での動作も想定したJava言語を学びます。またプログラミングIIでは、人工知能などの分野で用いられる関数型言語のLisp、論理型言語Prologを学びます。これらの授業で学んだプログラミング技術を磨く、プログラミング実習I・IIも講義に平行して行われます。
データ構造とアルゴリズム
データ構造とアルゴリズム
プログラムを作成するためには、まずどのような手順で計算を行うかをきちんと決める必要があります。このコンピュータによる問題解決の手順・手続きがアルゴリズムです。また、アルゴリズムが扱うデータをコンピュータの中に蓄えておくための形式がデータ構造です。優れたアルゴリズム及びデータ構造を設計することで、同じ問題を処理するプログラムでも、より速く、よりメモリ消費量の少ないものを作ることができます。
研究紹介
メディア情報処理研究室
─ 多様化する表現形態に対応した類似商標検索システムの研究 ─
林 貴宏 准教授(情報工学科)
林 貴宏 准授私たちは、普段商品を購入したりサービスを利用したりするとき、企業のマークや商品・サービスの名前である「商標」を一つの目印として選びます。商標はいわば企業や商品の顔ともいえるものであり、グローバル化が進む現代社会において、商標保護の重要性がますます高まっています。
 商標は特許庁のデータベースで管理されており、類似した商標は登録できません。商標の登録件数は年々増加しており、新規に登録申請された商標の類似審査には大変な労力が伴います。最近では、文字や図形に加えて、動き、音、色彩の組み合わせなども商標の対象として登録できるようになりました。商標登録数が増大し、商標の表現形態が多様化していく中で、多種多様な商標に対する審査を人間の手だけで行うことは限界があり、コンピュータによる支援が不可欠です。
 私たちの研究室では、多様化する表現形態に対応した類似商標検索システムの研究開発に取り組んでいます。そこには映像処理、画像処理、音信号処理をはじめとするマルチメディア情報処理技術、巨大データベースに対する高速検索技術など、情報工学の先端技術が利用されています。
類似商標図形検索システムの開発 類似商標図形検索システムの開発
類似商標検索システムによる商標審査支援 類似商標検索システムによる商標審査支援
空間センサを用いた人体検出に関する研究
西森 健太郎 准教授(情報工学科)
西森 健太郎 准教授 スマートフォンや無線LANの普及に伴って、身近な端末を用いて高速通信が実現できるようになっています。高速通信を実現する手段として、アクセスポイント(AP)と端末(UT)に複数のアンテナを配置し、それらの間で複数のデータを同時に送受信するMIMO(Multiple Input Multiple Output)伝送が導入されています。MIMO伝送では、APとUTの間における伝搬路の応答(伝搬チャネル)の情報を利用して高速通信を実現しますが、この伝搬チャネルが人の移動などにより変動すると特性が大きく低下します。
 本研究では、この伝搬チャネルの変動を利用して、人の検出を実現するための研究開発を行っています。Wi-FiやZigbeeなどの信号を用いて、屋内侵入者検知、屋内位置推定、生体活動検出、人の移動経路推定などを実現するための研究を進めています。
空間センサの動作原理 空間センサの動作原理
空間センサの適用例 空間センサの適用例
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