新潟大学工学部福祉人間工学科

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学科紹介

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学科の特色

福祉人間工学科は,超高齢化・高福祉社会への社会的関心の高まりに対応して,年齢や障害の有無にかかわらず,あらゆる人々が快適で心豊かな生活を過ごせるように支援を行う技術を創造するために,1998年に設立されました.電気電子・情報技術を基盤として人間,福祉,生活支援,医療に関する技術の習得を通して,使う人の立場に立った設計思想と国際的な視野をもった技術者・研究者を育成することを目的としています

人間中心の技術を目指した教育

福祉人間工学科では,常に使う人の立場に立った技術開発ができるような人材の育成を目指しています.そのため,工学的立場から人間を理解しようとする人間工学のような科目だけでなく,心理学や社会福祉論など人文系の立場から人間や社会を捉えるような科目が用意されています.また,実践的な福祉技術や生活支援技術を習得する機会を得るため,ボランティア実習や福祉情報技術実習などの実験・実習の充実を図っています.

多岐にわたる分野を包含する学際的な研究

本学科では,福祉を始めとして,医療,スポーツ,ロボットなど幅広い分野の研究テーマを取り上げています.また,教育学部や医学部の先生方,あるいは国内外の様々な大学や企業と共同して研究に取り組んでいます.

ワンランク上の技術者を目指す大学院

福祉人間工学科を卒業した学生は,大学院博士前期課程に進学してより高度な専門知識を学ぶとともにより掘り下げた研究を行うことで,修士の称号を得るとともに学部卒業生よりもさらにワンランク上の能力を身に付けることができます.最近では学部卒業生の半数以上が博士前期課程に進学しています.さらに,博士後期課程に進学して,博士の称号を得るとともに学者としての道に進むこともできます.