モータードライバ基板をJLCPCBに実装してもらった【PCBA】  

はじめに

またお会いしましたね!新潟大学 科学技術研究部です。

今回も,「JLCPCB」様の「PCBAサービス」で基板を実装していただきました.小型で高密度な基板を安価で素早く作っていただけて本当にJLCPCBさまさまです.

基板の製造,部品の選定,実装に至るまでJLCPCBのサービスで完結するので非常にスムーズで,回路の開発が捗りますね~

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この記事では今回発注した基板の様子と,発注の方法についてお伝えします.

届いた基板

実際に届いた基板はこちらです.改良・小型化したブラシレスモータードライバに加え,現行の基板の追加発注をお願いしていました.

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仕上がりの様子がこちらです.発注してから実物が届くまではおよそ2週間でした.過去の発注でも同じくらいの期間で届いています.発注から到着までの時間が安定しているのはありがたいですね.


基板を小型化するにあたり,汎用のチップ抵抗やチップコンデンサをこれまでの0603サイズから0402サイズまで小さくしています.JLCPCBのPCBAサービスにてBasic Partsから選べる最小サイズは0402です.それより小さい部品を選定するとExtended Parts(部品ごとに追加料金がかかる)になるほか,ものによっては実装がStandard(料金が高い実装.Economicで実装できる部品でそろえるのがベター)になったりするので,安価で小型を目指すなら0402サイズがおすすめです.

発注方法

ここからは基板実装(PCBA)を含めた発注方法について解説します。
過去の記事 JLCPCBで部品実装してみた【発注編】 と同じ内容です。

基板発注までの詳しい手順をまとめた記事もございますので、こちらもご覧ください。
JLCPCB様から基板発注の支援をいただきました。 第1話

実行環境

Windows 11
KiCAD Version 8.0.9

前準備

KiCADの拡張機能である、「KiCAD JLCPCB tools」をインストールします。KiCADの「プラグイン&コンテンツ マネージャー」の「リポジトリ」のページにある「管理」ボタンを押し、https://raw.githubusercontent.com/Bouni/bouni-kicad-repository/main/repository.json というリポジトリを追加することでインストールができるようになります。

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発注用データを作成する

では、これより発注するためのデータを作成する方法を解説します。

基板レイアウトを作成

ここは、通常のKiCADと同様の方法で基板のレイアウトを作成します。

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JLCPCB toolsを起動

図に示すアイコンをクリックすることで起動することができます。

スクリーンショット 2025-11-23 121843edit.png (2.4 MB)

データを出力

図のようなウィンドウが表示されるので、左上の「Generate」をクリックすることでPCBAに必要となるガーバーデータ、BOMファイル、CPLファイルが、プロジェクトフォルダ内の"jlcpcb\production_files"フォルダに出力されます。

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いよいよ発注

では、JLCPCBの発注ぺージにzip形式のガーバーファイルをアップロードします。

日本語発注システム: https://jlcpcb.com/jp?from=roboatteam

英語発注システム(English):https://jlcpcb.com/?from=JPV

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PCBAを有効化

基板の仕様オプションの下にPCBAを有効化するボタンがあるので、これを有効化します。PCBAする面をしっかり選べていることを確認すれば、あとの設定はデフォルトのままで問題ないです。

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BOMとCPLファイルのアップロード

次へ進むと以下のような案内があるので、KiCADで出力したBOMとCPLファイルをアップロードします。

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実装する部品の選択

進むと以下のような表が出てきます。ここで、JLCPCBで実装する部品にチェックを入れます。

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 Warning

基本的にチェックが入っていますが、稀にチェックが入っていなかったり、あるいは実装してほしくない部品にまでチェックが入っていることがあるので注意です。

部品の配置を調整

実際の部品の配置を確認しますがここが要注意ポイントです。FETやICの場合、向きや位置がおかしなことがあるのでここは重点的にチェックします。ダイオード類はより分かりにくいので注意です。該当部品をクリックし、十字キーとスペースキーで移動と回転が可能です。

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あとはカートに入れて発注すれば約2週間で基板が届きます。

おわりに

JLCPCBのサービスのおかげで,開発サイクルをいっそう早く回すことができています.今後もJLCPCB様にお世話になりたいと考えています.みなさんもぜひ,JLCPCBで楽しい回路開発を!