在学生の声
Student Voices

将来の夢、
選択肢が広がる社会基盤工学小楠 哲史さん
真に社会に貢献するために
広い視野と問題解決能力を磨く河川工学研究室/大谷 和さん
社会基盤工学(土木工学)の
素晴らしさを伝えたいコンクリート研究室/野澤 里渚子さん
幅広い視野から
社会に貢献できる判断を下せるように設計学・地盤工学研究室/千代 透さん
自分の故郷を
より良くすることが目標です海岸研究室/佐藤 知闘祉さん
将来の技術者象を考え、
今、何をすべきか考える応用力学研究室/曽根川 大治さん
人々の生活をつくり、
守っていくことができる研究者を目指すコンクリート研究室/佐藤 賢之介さん
新潟大学での学びを
いつか自分の国のためにコンクリート研究室/Siriprapa Kamonratanaさん

将来の夢、選択肢が広がる社会基盤工学


社会基盤工学コース 3年 小楠 哲史さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

私は、入学したての頃は、建築学科コースを希望していました。しかし、講義を受けたり、先輩の話を聞いたりしているうちに、だんだんと社会基盤コースへの興味が出てきました。そして1年後期の社会基盤工学概論の講義での話を聞いて、社会基盤コースへの進学を決めました。

どのような生活を送っていますか

私は現在3年生で、専門の講義が中心になる時期で、実習も多いです。しかし、講義の絶対数は多くないので、課題や予習に追われて時間が無くなるということはありません。自由な時間もあるので今年から新しいサークルに入ることもできました。自由な時間が持てるのはとてもうれしいですね。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

このコースに進んだ人の多くが公務員を志望すると思います。私も候補の1つに公務員は入っていますが、明確には決まっていません。社会基盤工学コースにかかわる仕事は多岐に渡り、選択肢がとても多いので、それらを吟味しているところです。次年度から研究室に配属される予定で、大学院進学も視野に入れています。研究活動を通して将来の進路を定めていきたいと思います。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

社会基盤コースは、多くの仕事があります。間違いなく興味を持つ分野、得意になる分野があるでしょう。2年次の講義で少し忙しくなるかもしれませんが、しっかりと勉強すれば3年での実習でより深く理解することができるはずです。わからないことがあったら先輩方に聞けばいろいろと教えてもらえるので、先輩に頼るのもありですね。

真に社会に貢献するために広い視野と問題解決能力を磨く


社会基盤工学コース 4年
河川工学研究室
大谷 和さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

入学当初は建築学コースを志望していましたが、一年次の科目に興味が持てず成績が振るわなかったため、社会基盤工学コースに行く事にしました。コース分け直後は建築という分野に未練がありましたが、授業を通して学んでいく中で、社会全体を考え、広い視点に立って計画していく社会基盤という分野を面白く感じました。現在では社会基盤を選択してよかったと思っています。

どのような生活を送っていますか

現在は河川研究室に配属され、水理学や数値計算法に関して学んでいます。河川に関する事はもちろんですが、社会や生活、その他の知識についても先生・先輩方から学びながら生活しています。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

将来は国家公務員として、国全体の事を考える仕事につきたいと考えています。現時点ではまだまだ学びが足りず、視野も狭いと感じていますが、その事を意識してこれから生活していく事で、実際に仕事についた時に広い視点で判断し、社会に貢献できる仕事をしたいと思っています。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

社会基盤工学という分野は、普段意識しないことも多いかと思いますが、その名の通り社会にとって根幹をなす重要な分野だと考えています。そのため、責任もありますが、やりがいのある仕事ができる分野ではないでしょうか。問題を把握し解決する事を意識して学生生活を過ごせば、将来役に立つ経験を積めるのではないかと思います。

社会基盤工学(土木工学)の素晴らしさを伝えたい


社会基盤工学コース 4年
コンクリート研究室
野澤 里渚子さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

新潟県内に残りたかったため、新潟大学を志望しました。1年生のときにいろんな先生の授業を見てみて、楽しそうだと思ったので社会基盤工学コースを選択しました。

どのような生活を送っていますか

4年生になってからは毎日研究室にいって論文を読んだり研究したりしています。チラッとバンドをしたりもしています。友達と遊ぶ日もあるし、たのしいです。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

土木のすばらしさみたいなものを最近ようやく感じたので、興味のない人に土木の良さを伝えられるような人になりたいです。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

明確にやりたいことがある人は芯があるのでどこで何をやってもいくらでも前進できると思います。なんとなく入学しても、なにかつかめると思います。私自身、適当に進路を選んできましたが、いまとなってはすべてが正解だったと思えます。4年になってから土木っていいなあと思ったので、もっと早くにいろいろ見つけられるといいですね。どう過ごしても、学費も、消費する時間も変わらないので、ぜひ楽しくて有意義な学生生活にしてください。

幅広い視野から社会に貢献できる判断を下せるように


社会基盤工学コース 博士前期課程
設計学・地盤工学研究室
千代 透さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

建設関係の仕事をしている父の影響を受け,地元の新潟大学建設学科に入学しました。大学院へ進学したのは、学部4年時に自分は知識不足であると感じ、もっと幅広い知識を身に着けたいと思ったからです。

どのような生活を送っていますか

私は学部4年時と現在で所属研究室が変わったため、現在の設計学・地盤工学研究室で研究の基礎となる勉強をしています。また、陸上競技部に所属しているので、昼間は研究室、夕方からは部活という風に、毎日充実した生活を送っています。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

様々な分野に精通したまちづくりの技術者になることが私の目標です。大学、大学院で勉強していく中で、まちづくりというのは、単にものをつくるという視点だけではなく、社会基盤以外の分野(経済活動、社会福祉活動、環境分野など)も含めた様々な分野の統合で計画されるものであることを知りました。この様々な分野、概念や考え方を統合するという点に魅力、面白さを感じ、まちづくりに関わる仕事がしたいと思うようになりました。様々な業務、現場を経験し、社会に貢献できる判断(計画、設計など)を下せる技術者に成長していきたいです。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

本コースの教員は個性豊かな方ばかりです。講義を受け、多くの教員の方々とお話しすることで、自分が将来やりたいこと、それに向けた道のりが見えてくると思います。自分の得手不得手に関わらず、様々な講義を受けてみることお勧めします。

自分の故郷をより良くすることが目標です


社会基盤工学コース 博士前期課程
海岸研究室
佐藤 知闘祉さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

私は建築学コースを希望して建設学科へ入学しました。しかし、一年間勉強をしていく中で、社会貢献度が高く、スケールの大きな仕事ができる土木事業へと興味が移り、二年進級時に社会基盤工学コースを希望しました。
三年次の夏季実習(インターンシップ)に参加したことで、就職するまでにもっと勉強する必要があると実感し、二年間の研究生活や学外発表を経験することができる大学院進学を選択しました。

どのような生活を送っていますか

研究室では、週一回の研究室ゼミに向けて、自分の研究テーマに関する論文の精読や研究成果報告をまとめています。また、水理学実験で三年生への実験指導も行っています。プライベートでは、毎週火曜日に社会人クラブでアイスホッケーを続けています。週末はアルバイトをしたり、野球観戦に出かけたりしています。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

現在は公務員試験勉強をしており、地元への就職を目指しています。自然相手のスケールの大きい仕事を経験すること、自分で作成した土木計画で地元をよりよくすることが目標です。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

私は二・三年次の実験の授業が好きでした。思い返せば、子供のころは実家の庭で溝を掘って水路を作ったり、砂山にトンネルを通したりして、泥遊びをしていました。実験をしてみたい、実験が好きだという人はぜひ社会基盤工学コースについて調べてみてください。また、先生方、研究室の先輩に質問すればちゃんと教えてくれますよ。

将来の技術者象を考え、今、何をすべきか考える


社会基盤工学コース 博士前期課程
応用力学研究室
曽根川 大治さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

私は大学生活での一番の醍醐味は研究だと思っています。大学院に入れば最低でも2年間、長ければその後も3年間は研究に取り組むことができることに魅力を感じました。また大学院在学中は,必然的に学会の場で研究成果を発表し、学外の研究者と討議する機会が増えます。このような機会は貴重ですし今後の自分の糧になると思い、進学を決めました。

どのような生活を送っていますか

研究室では鉄道軌道の力学に関する研究に取り組んでいます。難しい問題を扱っていますので、研究を思うように進められないこともありますが、先生方や共同研究先の技術者の方などと議論を重ね、がんばって研究成果を出してきました。また、ティーチングアシスタントという立場で、学部生の授業の指導補助にも従事しています。学部生とは同じ学生同士ですので、進路や研究室について相談に乗ったりすることもあります。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

修了後は、建設会社で働き、橋やトンネルなどの大規模構造物の施工に携わり、社会に貢献したいと思っています。多くの現場を経験し広い知識を身に付け、その中でさらに自分の得意とするもの、取り組むべき事を見つけ、それをやり遂げる技量を持った技術者になりたいと思っています。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

社会基盤工学(土木工学、civil engineering)は一般には聞き慣れないかもしれませんが、人々の日常生活を支える、無くてはならない分野です。自分が社会に出た時を想像し、今の自分に必要なものは何なのかを考え、行動しながら過ごすと、充実した大学生活が送れるのではないかと思います。

人々の生活をつくり、守っていくことができる研究者を目指す


社会基盤工学コース 博士後期課程
コンクリート研究室
佐藤 賢之介さん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

大学院に進学することによって、学会等の様々な場での研究発表や論文執筆などを行う機会が得られます。私は、それらを通して自己の能力をさらに向上させるために大学院に進学しました。また、修士まで3年間の研究活動を行って、研究のおもしろさを知ったことから、将来研究者になることを志し、現在は博士後期過程に在籍しています。

どのような生活を送っていますか

私は、環境中の硫酸イオンの作用によってセメント・コンクリート硬化体が膨張等の劣化に至る現象について研究を行っています。室内での化学分析をメインとして、そのデータ解析を行い、ゼミを通して先生方とディスカッションし、論文の投稿や国内・国際学会において研究成果を発表しています。自身の研究を進めるだけでなく、研究室の後輩学生への実験等の指導も行っており、基本的に1日中研究と接する生活です。

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

博士の学位取得後は、大学等の機関において研究職に就きたいと考えています。人類・社会の活動を支える社会基盤構造物を健全且つ合理的に供用するために、これまで自分自身が身に着けてきたスキル、そしてこれから身につけていくスキルを学術研究の分野に役立てたいです。

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

社会基盤工学は、一見華やかさはありませんが、私たちのくらしのすべての場面で土台となっている不可欠なものです。将来的に、人々の生活をつくり、守っていくという重要な仕事を担うことができる、やりがいのある分野なので、来て損はしません。さらに、大学院では研究を通して確実に成長できると思うので、進学をおすすめします。

新潟大学での学びをいつか自分の国のために


社会基盤工学コース 博士後期課程
コンクリート研究室
Siriprapa Kamonratanaさん

新潟大学工学部建設学科社会基盤工学コースへ進学を決めた理由を教えてください

I honestly believe that in today is competitive world, people with a graduate degree having better chance at becoming successful. Therefore I wanted to get a Master degree and PhD. degree to figure out what I want to do with the rest of my life. I knew that I am very interested in fields of concrete engineering, because concrete is the most important component in construction. So, I started looking for information to find the best place for me to study in concrete engineering field, and I found out that Japan is a famous for its innovative research and development of materials for construction, concrete and other materials. A friend of mine who used study in Niigata University recommended Niigata University for me. And I did not hesitate to send an email to Professor Saeki Tatsuhiko introducing myself and asking him to consider me as a student in his laboratory. His reply was very nice, it impressed me and my desire to be a graduate student was increased.

どのような生活を送っていますか

My lab life is very busy and fun, the teachers are very nice and dedicated to making sure their students are getting the most out of the program and their time in Japan. My laboratory members and friends are very kind to me. They make my life here very convenient and they do not let me feel lonely.

将来の夢、卒業後の目標を教えてください

It is great opportunity for me to be a graduate student in Niigata University and Concrete’s lab. With all of my knowledge, I am still seeking for further study in the field of concrete engineering in order to be a specialist in this field and to be a part of the development and improvement of concrete technology. Certainly after return to my country, my knowledge and experience will benefit my community and my country as a whole.

これから、本コースへ入学を希望する学生へアドバイスをお願いします

As a civil engineer you will play an instrumental role in planning, designing, constructing, maintaining and managing the physical environment around us using materials and resources for maximum benefit. Therefore, to be effective, it is important for you to understand how structures function, how materials behave, and how individuals and society are influenced by your work. The student who wants to study in this field should have a good basic sciences especially mathematics and physics because they are the fundamental subjects that would extend to other subjects.

所属、学年などの掲載内容は2015年7月のインタビュー時のものです。