• 新潟大学の発展と社会への貢献に資するとともに会員相互の交流と連携及び親睦を図ります。新潟大学の発展と社会への貢献に資するとともに会員相互の交流と連携及び親睦を図ります。

  • 新潟大学の発展と社会への貢献に資するとともに会員相互の交流と連携及び親睦を図ります。新潟大学の発展と社会への貢献に資するとともに会員相互の交流と連携及び親睦を図ります。

  • 工学部の発展と社会産業の発展に貢献する工学部の発展と社会産業の発展に貢献する

▾ 理事長のご挨拶

 同窓生の皆様、日頃より同窓会の運営にご協力、ご支援いただきありがとうございます。お陰様で新潟大学工学部は令和5年(2023年)にめでたく創立100周年を迎えることが出来ました。工学部同窓会である「悠久会」も昭和2年(1927年)に発足し、工学部とともに歩んでまいりました。戦前・戦中・戦後と様々な苦難の時代もありましたが、約3万人もの有為な卒業生を世の中に送り出しております。

 さて我々を取り巻く状況は昭和→平成→令和と時代が進むに伴い、大きく変化してまいりました。インフラ整備やモノづくりが中心となっていた時代から、限りある資源をいかに有効に使い未来につなげていくのか、が問われる時代になりました。日本国内においても少子化や高齢化が進み、地方から首都圏への人口流出、地震・水害などの自然災害に対する対応などが強く懸念される状況であります。これらの社会課題に対応するために一番大事なのは、これから実際に社会に出て活躍していく若者に対する投資、教育支援なのではないでしょうか。

 悠久会は創立100周年を記念して、工学部と共同で『教育研究支援基金』を創設いたしました。これは特色のある魅力的な教育を行うため、および学生の自主的な活動を支援するための財源です。同窓会の会員のみならず、地域の企業様・団体様からも多額の寄付を頂けたのは工学部に対する期待の表れと深く感謝しております。工学部の先生方にはこれを有効活用いただき、学生の皆さんに役立てていただきたいと存じます。

 新型コロナのパンデミックの3年間は、大学ではオンライン授業、会社ではリモート会議など人との接触ができず大変つらい時期でした。これが緩和され実際に同窓会がリアルで行われるようになって感じたのは、対面で人と人が触れ合うことの有難さ、そして感動です。いままで当たり前と思っていた同窓会の活動が、これほど貴重な機会であったのかと実感いたしました。これからも同窓会活動を通じて、会員の皆さんと今後新たな会員となる学生の皆さんの懸け橋になるよう活動してまいります。

寺尾 正義

MASAYOSHI TERAO

寺尾 正義

悠久会理事長【電気52】