特色ある研究

文と理:異なる視線の融合が切り拓く新しい科学と技術

 人間支援感性科学プログラムでは、異分野の研究者が融合することで、新たな視点を持って研究を進めます。これまでにも、支援科学の分野では、工学技術と社会のニーズの調査など、幅広い視点を持って研究が進められてきました。また医工学研究は、医学と工学の融合により進んできました。
 我々は、これまで工学部にあった支援科学・医工学に、芸術分野(音楽・美術)、健康スポーツ分野の研究者が参画し、「人間支援医工学」と「芸術を科学する『感性科学』」の融合が実現しました。
 これは、文系と理系の融合であり、芸術やスポーツを科学する研究、工学技術を人の心豊かな生活に活用する研究に貢献します。組み合わせは自由自在、皆さんの興味や得意分野を生かして、人の健康や生活を豊かにする研究を実現しましょう。

融合研究の例)医工学(バイオメカニクス)+スポーツ科学

 ランニングは国民的なスポーツのひとつであり、そのためのシューズの一次機能は、ランニング中に足を保護することで、着地時の衝撃を吸収すると同時に足部を安定させなければなりません。ところが靴底を柔らかくして衝撃を吸収しやすくすると、足部がふらついて不安定になるという問題が起こります。この両立が困難な問題に対し、生体機能の分析を行うバイオメカニクスが専門の林研究室と、運動機能の分析を行うスポーツ科学を専門とする牛山研究室が共同で研究開発に取り組んでいます。このような異分野の共同研究により「靴底の素材を変えるとランニングがどう変わるのか」という科学的知見や、トレーニングや靴の製造に関わる新しい技術が得られることが期待されています。みなさんも人間支援感性科学プログラムで「スポーツを科学」してみませんか。

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