2019年度 教育・学習成果発表会
2020年2月15日(土)に工学部棟101、201、202、208講義室にて、2019年度教育・学習成果発表会が開催されました。
当日は、国際100人力ネットワークの方、100人力ネットワークの方、G-DORM関係企業の方、教職員、学生、総勢184名が集まり、
盛大な会となりました。今年度からは、ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリーに加え、
G-DORMの口頭発表も加え、より工学力教育センター全体の取組が分かる発表会となりました。
また、発表会に出席したプロジェクト・グループ数も25に増えるなど、過去最大の発表件数になりました。
各プロジェクト・グループのショートプレゼンテーションの後、会場を移してポスターセッションが行われました。
ポスターセッションでは、社会人・先輩ならではの視点から様々なアドバイスを学生に対してしていただきました。
学生からは「プロジェクトを違う視点から見ていただいて、普段の活動だけでは気付けない部分で発見があった」
「このような貴重な機会を通して自分の行っている研究の意義などを再確認でき、モチベーションが上がった」
「グローバルに活躍する企業でPBL型インターンシップの経験をしたことは国際的に働く際の能力を学ぶ素晴しい機会であり、
加えて、このような多くの意見交換の機会を与えてくれて感謝している」などという感想が聞かれました。
また100人力の皆さんからは「発表が以前に比べて、ポイントが絞られて分かりやすくなっている」
「学生が情熱をもって様々な活動に取り組んでいることが見てとれた」などのご意見を頂きました。
発表会終了後は生協第3食堂にて懇親会を行い交流を深めました。












教育・学習成果発表会アンケート集計結果
教育・学習成果発表会について、100人力メンバーの皆様にアンケートを取らせていただきました。
アンケートで頂いたご意見を一部抜粋して掲載させて頂きます。
- 各学生は皆頑張っている点が大変素晴らしいと感じました。特に継続的に行われているものは、年々の変化があり興味深いです。できれば4年・修士の研究開発に結び付く形にすると、より良いと感じます。
- 例年以上にレベルが高くなったと感じました。1年生であっても、プレゼンがとても上手です。ポスター発表では、生き生きと説明している学生さんの姿が印象的でした。各自、目的・目標をもって、自ら進んで作業しているためか、自信をもって説明していることが良く分かりました。
- 昨年より、学生の取り組む姿勢、熱意の向上が感じられた。
- 昨年度のプレゼンに比べて、各段の進歩が見られます。PPTもポイントを絞った内容になっており、先生方のご苦労が偲ばれます。
- 今回G-DORMのいくつかの報告を聞かせて頂き、なるほどこれはおもしろい試みだと感じました。まだ1年生で社会も企業もよく分からない若い子供たちを、いきなり海外の企業に放り込んで、特定のテーマに取り組ませるという試みは、紙の上で学ぶことより得るものはあるのではないかと思います。世界・アジアの中で、自分の立ち位置はどこか、自分の将来像に向かい何を学び、何の能力を身につけねばならないか、考える機会を与えていただければと思います。
- 学生の活動を支援する大学当局の体勢が素晴らしいと感じました。国立大学の中で、これほど積極的に教官と学生が一体となって活動している大学は珍しいと思います。今後とも、活性化に向けて努力を積み重ねていってください。
- 年毎に内容・発表共に進歩している。テーマも面白いものが多い。次回が楽しみです。先生方の努力も感じられました。より新たなアイディアも含め、幅広い知識や経験をしてもらいたいです。
- 発表は確かにうまくなったが、言葉の早口、曖昧な言葉が気になった。問題意識がしっかりしていて、何を尋ねても答える態度は立派であった。コミュニケーションの卓越したうまさに感服した。
- 学生の積極的な参画が発表に表れている。プレゼンテーションがどんどんよくなっている。課題(問題)を追求する意欲がどのプロジェクトにもあるが、プロジェクト運営を勉強してほしい。
- ロボコンや学生フォーミュラの完走等、全体的にプロジェクトの向上とともに、単なるトライから完成性能向上への取組になってきている様に感じます。学生による発表も、堂々としており、日ごろの鍛錬と先生達の指導向上によるものだと思っております。
- 学生との意見交換は大変貴重な機会でした。定期的に開催して頂けるとありがたいです。
- ものづくりプロジェクトの題目が、ちゃんとニーズがあるものあるものとして設定されていて、なるほどと思いました。パテントにもなりえる課題解決策もあるのではないでしょうか。学生のアイディア・発想を大事にしてあげて下さい。3分間のプレゼン、時間が短くて苦労されているのが伝わってきました。ただ、初めて聞く立場からですと内容が多すぎて理解しきれませんでした。背景と対策の売りのポイントだけで説明してもらって、あとのパネルセッションで話を深めるのが良いかなと感じました。
- ものづくりプロジェクトは、技術レベルはいろいろあるが、楽しみながらものづくりを経験している面は評価できる。スマート・ドミトリーはテーマの選定に問題があるものが見受けられる(もっと現実的なものをやった方が良いように思う)。G-DORMは英会話の勉強には良いと思うが、やっている内容はレベルが低いと思う。
- 企業向けにG-DORMのPR紙を作成しアピールしてはいかがでしょうか。新聞や雑誌、企業の社内誌などの発表(PR)事例などを整理して情報発信すると、企業側のモチベーションも上がると思います。