世界初、AIで人工衛星の表面帯電を自動検出する手法を開発 -約19年分の観測データから帯電しやすい宇宙環境を解明 衛星の安全運用と故障リスク低減に貢献-
2026.10.28
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2026/1308830/
2026.10.28
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2026/1308830/
2026.10.28
2026年10月17日(土)、株式会社リバネスが開催した「バイオテックグランプリ2026」において、新潟大学工学部知能情報システムプログラムの飯田佑輔准教授と新潟大学大学院医歯学総合研究科 生体組織再生工学分野の泉健次教授による研究チーム「OptiCellQua(オプティセルキュア)」が、アステラス製薬株式会社から企業賞「SakuLab-Tsukuba賞」を受賞しました。
本グランプリには書類選考を通過した12チームがファイナリストとして登壇しました。登壇では泉教授が「培養口腔粘膜上皮細胞シートの非侵襲的品質管理法」をテーマに研究成果とその応用可能性を発表しました。
本技術は、培養口腔粘膜上皮細胞シートをタイムラプス撮影し、細胞集団の動きを画像解析することで、細胞シートの品質を傷つけずに定量的に評価することを目指すものです。個々の細胞の動きだけでなく、細胞集団全体の協調的な「うねり」に着目し、細胞運動の特徴を数値化する「MUI(Mean Undulating Index:うねり定量指標)」を用います。細胞シートを用いた再生医療では、移植に用いる細胞の品質を適切に評価することが重要であり、従来の破壊的な検査を補完する新たな非侵襲的品質管理手法につながることが期待されます。本技術を用いた評価結果は、国際学術誌「Regenerative Therapy」にて掲載されています。(Minuma et al. 2026, Regenerative Therapy https://doi.org/10.1016/j.reth.2026.101169)
本技術は、飯田准教授と大学院医歯学総合研究科の泉教授との歯工連携によって開発された新潟大学発の研究成果です。関連発明「解析方法、解析装置及びプログラム」(代表発明者:泉健次)は、2024年4月16日に国内特許出願(特願2024-066110)、2025年4月11日にPCT国際出願(PCT/JP2025/014501)を行いました。さらに、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の知的財産審査委員会において、2026年8月18日付で米国への指定国移行を支援対象とする審議結果が示されており、海外での知的財産権確保に向けた取り組みを進めています。
なお、「OptiCellQua」は本技術の名称・グランプリ出場時のチーム名であり、企業名ではありません。また、泉教授がCEOである株式会社CollaWindと本学は、本技術においてNDA契約を締結しています。
今後は、画像解析による品質評価法の検証をさらに進め、再生医療における細胞製品の品質管理への応用を目指します。

写真1 バイオテックグランプリ2026授賞式
(右:泉健次教授)

写真2 共同研究者の飯田佑輔先生
(新潟大学工学部)
株式会社リバネス「バイオテックグランプリ2026」開催報告
https://techplanter.lne.st/2026/10/26/bio2026/
2026.10.23
2026年9月に行われた地域活性学会 第18回研究大会において、工学部協創経営プログラム4年の渡邉脩太さんが、優れた学生発表に授与をされる学生奨励賞を受賞しました。燕市の製造業における地域現場の課題に主体的に切り込み、試行錯誤のプロセスを論理的に整理した点、ならびに質疑応答における的確で主体的な姿勢が特に認められ、受賞に至りました。
賞名:地域活性学会 第18回研究大会 学生奨励賞
研究題目:「地域中小製造業における業務プロセス高度化の導入停滞要因と定着促進に関する研究」
著者名:渡邉脩太、若林悦子

2026.10.21
2025年度に建築学プログラムを卒業した阿子島快さんが、一般社団法人日本建築学会の優秀卒業論文賞を受賞しました。阿賀野市安田地区の瓦産業に関わる文化的景観を扱った卒業論文が対象で、緻密な調査の成果を高く評価していただき、9月の建築学会(@安田女子大学)で表彰を受けました。

2026.10.20
一般社団法人日本建築学会が主催する「子どものまち・いえワークショップ提案コンペ」において、武田麻美さん(工学部建築学プログラム4年)と仁部竜汰さん(総合学術研究科自然科学専攻修士課程1年)による「建築サバイバル」の提案に対して、津川恵理氏(建築家、ALTEMY代表)と神林俊一氏(プレイワーカー、一般社団法人TOKYOPLAYディレクター)から審査員賞をいただきました。

2026.10.06
2026年9月28日~30日の3日間、新潟大学において、日本学術振興会(JSPS)研究拠点形成事業(Core-to-Core Program)「プラズモニクスが拓く次世代環境・エネルギーデバイス国際共同研究拠点」のキックオフセミナーを開催しました。本事業は2026年度から3年間にわたり実施する国際共同研究・人材交流事業で、新潟大学に加え、タイ・チュラロンコン大学、マレーシア工科大学、インド工科大学バラナシ校が参画しています。今回は各国から3名ずつ、計9名の研究者を招へいしました。セミナー初日は、染矢俊幸学長による開会挨拶、山内健工学部長による歓迎挨拶に続き、本事業の目的や今後3年間の研究・交流計画について説明を行いました。その後、各大学の研究者から、太陽光発電、プラズモニックナノ材料、エネルギーマネジメント、構造ヘルスモニタリング、太陽熱利用、グラフェン、風力発電、光触媒など、多岐にわたる研究紹介が行われ、活発な意見交換が行われました。また、今後の活動として、今年度にタイで予定している研究交流、次年度のインドでのセミナー開催、研究者交流に加え、各国から新潟大学への学生受入れや、新潟大学から各国への学生派遣など、学生・若手研究者交流の具体化についても議論しました。最終日には、新潟大学工学部-インド工科大学バラナシ校ジョイントシンポジウムを開催し、Satish副学長(国際共同研究)による開会挨拶の後、両大学の研究者による研究発表と、今後の学術交流・連携の発展に向けた意見交換を行いました。今回のキックオフセミナーを契機として、3年間の事業期間を通じて、4大学による持続的な国際共同研究と学生・若手研究者交流をさらに推進していく予定です。

染矢俊幸学長による開会挨拶

山内健工学部長による歓迎挨拶

キックオフセミナー参加者の集合写真

Satish副学長(国際共同研究)による新潟大学工学部
インド工科大バラナシ校ジョイントシンポジウム開会挨拶
2026.07.07
材料科学プログラムの大木基史准教授が、令和7年度日本材料学会支部功労賞を受賞しました。
本賞は、日本材料学会において活発な研究活動および支部運営に対する顕著な功績を有する者に対して贈られるものであり、新規機能性材料の創成および形成メカニズム解明や機能性皮膜材料の機能的・機械的特性評価方法の開発、および常議員・新潟県幹事・支部庶務幹事としての支部活動の活性化について、表彰に値すると認められました。
https://www.jsms.jp/prize/shou_r7.htm

2026.06.16
このたび、本学の学生ロボコンプロジェクト(科学技術研究部、通称カギケン)が、「NHK学生ロボコン2026」に出場し、全国ベスト4入賞という快挙を達成しました。さらに、ロボットの完成度や独創性が高く評価され、「デザイン賞」も受賞しました。 今年の競技テーマは「カンフー」であり、カンフーの修行をモチーフとした内容となっています。手動で操縦するロボットと自動で動作するロボットの2台が協力し、限られた時間の中で武具(槍)の組み立てや秘伝書の回収・配置といったさまざまなタスクをこなしながら得点を競います。さらに、集めた秘伝書を棚に並べて条件を満たすことで「カンフーマスター」が成立し、その時点で勝利が確定するルールも設けられており、ロボット同士の連携や戦略が大きな鍵となる競技です。 本学チームも「カンフーマスター」の達成を目標に掲げていましたが、自動ロボットが大会前日から不調に見舞われ、万全とは言えない状態で本番を迎えました。それでも、これまで積み重ねてきた努力は揺るぎませんでした。予選リーグでは九州大学に100-60、大阪大学に130-30で勝利し、見事決勝トーナメントへ進出しました。 決勝トーナメント初戦(VS東京科学大学)では、自動ロボットも本来の動きを取り戻し、「カンフーマスター」達成まであと一歩という迫力ある展開となりました。手に汗握る攻防の末、90-60で勝利を収め、準決勝進出を果たしました。続く準決勝(VS豊橋技術科学大学)では、試合開始前から応援団による熱いエールが会場を包み込み、これまで以上の盛り上がりの中で試合が始まりました。序盤には本学がリードする場面も見られましたが、相手チームに「カンフーマスター」を決められ、惜しくも敗退となりました。しかしながら、本学チームの技術力は大会を通して際立っていました。多くのチームが苦戦した武具の組み立てをスムーズにこなし、手動ロボットによるボックスの回収・設置動作も安定していました。また、自動ロボットの足回りの構造や、観客を魅了する軽快でチャーミングな動きが高く評価され、今回のデザイン賞受賞につながりました。 大学からロボコンを始めたメンバーも多く、限られた予算や人員の中で挑んだ今回の大会において、全国ベスト4という結果は非常に意義深い成果です。ロボコンプロジェクトの活動にご興味のある方、応援してくださる方は、ぜひ下記のリンクをご覧ください。 また、2026年7月19日(日)午後1時50分~午後2時44分(NHK総合・全国)にて大会の模様が放送されます。YouTubeでのアーカイブも公開されていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ学生たちの活躍をご覧ください。 さらに、今年の夏、「とうロボ2026」と題したNHKロボコン出場を目指す新入生・下級生向け大会にも、カギケンは参戦します。こちらへのご声援も、どうぞよろしくお願いいたします。
新潟大学 科学技術研究部HP:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~robocon/
新潟大学 科学技術研究部X:https://x.com/kagiken
ロボコン公式YouTube:https://www.youtube.com/c/ROBOCON-Official
新潟大学工学部 工学力教育センターHP:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/
2026.06.02
悔しさを力に
――ロボコンプロジェクトが「NHK学生ロボコン2026」出場決定!シード権も獲得
本学ロボコンプロジェクトが、「NHK学生ロボコン2026」への出場を決定しました。
昨年度、メンバーたちは2次審査で敗退という悔しさを経験しました。「あと一歩届かない」その現実を前に、チームは立ち止まるのではなく、課題と真正面から向き合う道を選びました。設計の見直し、機構の改良、制御精度の向上——幾度もの試行錯誤を重ねながら、地道な努力を積み重ねてきました。
その積み重ねが、今年ついに実を結びます。出場権の獲得という目標を達成しただけでなく、ビデオ審査において高い評価を受け、優秀なチームのみに与えられるシード権も獲得しました。まさに「悔しさを力に変えた」結果といえます。
「NHK学生ロボコン」は、全国の大学・高専から選抜されたチームが、自ら設計・製作したロボットで競い合う国内有数の競技大会です。毎年異なる競技テーマに挑むため、技術力だけでなく発想力やチームワークも問われる舞台であり、優勝チームは国際大会(ABUロボコン)に日本代表として出場します。
本学チームも、これまで培ってきた技術とアイデア、そして仲間との信頼関係を武器に、全国の強豪チームに挑みます。
大会の模様は、2026年6月14日(日)正午より、ROBOCON Official YouTubeチャンネルで配信され、後日、NHK総合テレビにて放送される予定です。乗り越えてきた時間が、どのような「一瞬」に結実するのか——その挑戦に、ぜひご注目ください。
なお、本プロジェクトは工学部附属の工学力教育センターが実施する「創造プロジェクト」の一環として、学生主体のものづくり活動として取り組まれています。
職員からの応援コメント
本プロジェクトを支えてきた職員からも、学生たちへの期待と激励のメッセージが寄せられています。
工学力教育センター
開発プロジェクト部門 副部門長 羽田卓史
「昨年度の悔しい結果にも決してへこたれることなく、学生たちは前を向き続け、それぞれが主体的に考え、挑戦を積み重ねてきました。その姿勢こそが、今回の成果につながったのだと感じています。また、ビデオ審査で高い評価を受け、シード権を獲得したことは非常に価値のある成果であり、チームの技術力と完成度の高さを示すものです。何よりも印象的だったのは、メンバー同士が互いに支え合い、良い雰囲気の中で一丸となって取り組んでいたことです。技術面だけでなくチームとしても非常に良い状態に仕上がっていると感じています。こうして積み上げてきた力を、本番の舞台で存分に発揮してくれることを心から期待しています。」

新潟大学 科学技術研究部HP:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~robocon/
新潟大学 科学技術研究部X:https://x.com/kagiken
ロボコン公式YouTube:https://www.youtube.com/c/ROBOCON-Official
新潟大学工学部 工学力教育センターHP:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/
2026.06.01
機械システム工学プログラムの安部隆教授が令和8年度電気学会進歩賞(電気学術振興会賞)を受賞しました。本賞は、電気に関する学術・技術に於いて新規な概念・理論・材料・デバイス・システム・方式等を新たに提案或いはこれ等の提案を実証した者、および電気に関する製品・設備等を新たに完成又は改良し、顕著な成果をあげた者に対して贈られるものです。今回の受賞は全体でわずか8件と非常に狭き門であり、その中での受賞となりました。
なお、単独での受賞となりました。
https://www.iee.jp/blog/award2026/
