工学部は、1学科9学位プログラムからなり、7つの工学系プログラム(機械システム工学、社会基盤工学、電子情報通信、知能情報システム、化学システム工学、材料科学、建築学)と2つの文理融合型プログラム(人間支援感性科学、協創経営)があります。工学の広範な領域をカバーしていますので、みなさんが学びたい分野も必ずあるはずです!
新潟大学工学部の魅力とは!?
新潟大学工学部には、たくさんの魅力と特徴があります。
受験を希望されている人もまだ迷っている人もぜひお読みください。
教育・研究環境

- 工学部のいくつかの教育プログラムが日本技術者教育認定機構から認定されており、量・質ともに高く評価されています。
- 工学部の研究の多くは国際的にも高く評価されており、講義や卒業研究で最先端の科学技術の専門知識・技術を学ぶことができます。
- 大学院進学率が高く(工学部全体で約60%)、そのため研究設備・環境も充実しています。大学院生には、学会の研究会・全国大会・国際会議で発表する機会が与えられます(もちろん学部4年生にも)。
- 各学年の成績優秀者には、奨学金が支給される制度があります。
-
取得できる免許と資格
学位プログラム 教員免許 資格 機械システム工学プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 1種ボイラー・タービン主任技術者(6年の実務により取得可)
技術士補(JABEE認定)社会基盤工学プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 測量士補(資格)
技術士補(JABEE認定)電子情報通信プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 陸上無線技術士(試験科目一部免除)
陸上/海上特殊無線技士(資格)
電気主任技術者(実務経験必要)
技術士補(JABEE認定)知能情報システムプログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 安全管理者(2年の実務により申請可) 化学システム工学プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 技術士補(JABEE認定)
危険物取扱者(甲種)(受験資格)
毒物劇物取扱責任者(資格)
甲種・乙種火薬類製造保安責任者(試験科目一部免除)材料科学プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 安全管理者(2年の実務により申請可) 建築学プログラム 高等学校教諭1種免許状(工業) 一級建築士(受験資格)
二級建築士(受験資格)
木造建築士(受験資格)
こんな魅力あふれる新潟大学工学部に入学して、
「最先端の科学技術」を学び、いっしょに未来を開拓して行きませんか!?
チャレンジを待っています。
データで見る進学・就職状況
就職率はほぼ100%です!


たくさんの先輩が就職をバックアップ
工学部の卒業生は社会の幅広い分野で活躍しており、たくさんの先輩から様々な面で就職活動をバックアップしてもらうことが出来ます。

工学部の就職状況
新潟大学工学部には毎年、就職希望者数を大幅に越える求人数があり、ほぼ全員が希望する就職先を得ています。
また、約6割の卒業生が高度な専門知識を必要とする職業に就職するために大学院に進学しています。

- 工学部卒業生の主な就職先(50音順)
-
- 秋田銀行(株)
- (株)インテック
- 鹿島建設(株)
- キヤノンメディカルシステムズ(株)
- (株)クラレ新潟事業所
- (株)KSK
- (株)コロナ
- スズキ(株)
- 住友ゴム(株)
- 積水ハウス(株)
- 中部電力(株)
- 東急建設(株)
- 東京電力(株)
- 東北電力(株)
- 日産自動車(株)
- 日本生命保険相互会社
- 日本放送協会
- 東日本高速道路(株)
- 東日本旅客鉄道(株)
- (株)日立社会情報サービス
- (株)日立プラントコンストラクション
- (株)福田組
- 北陸ガス(株)
- (株)本間組
- (株)メイテック
- ヤフー(株)
- 菱機工業(株)
- YKK(株)
- 国・地方自治体
- 大学院自然科学研究科(工学系)博士前期課程修了生の主な就職先(50音順)
-
- NECソリューションイノベータ(株)
- キヤノンイITソリューションズ(株)
- 国土交通省
- シャープ(株)
- 住友化学(株)
- TDK(株)
- 帝人(株)
- 東北電力(株)
- 凸版印刷(株)
- 日本電気(株)
- 日本IBM(株)
- 東日本旅客鉄道(株)
- 本田技研工業(株)
- 三菱マテリアル(株)
キャンパスライフ
工学部のある五十嵐キャンパスは、日本海を見下ろす砂丘の上にあり、晴れた日には日本海に浮かぶ佐渡を望むことができます。目を内陸に向ければ、2つの大河、信濃川と阿賀野川が作った広大な新潟平野が目前に広がり、近くには角田山・弥彦山、遠くには粟ヶ岳・守門岳を望み、空気が澄んでいるときには、はるか彼方に魚沼三山(越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山)も望むことができます。北に連なる朝日連峰も雄大です。そんなすばらしい自然環境の中、広大なキャンパスには、医学部・歯学部以外の8つの学部(人文学部、教育学部、法学部、経済科学部、理学部、工学部、農学部、創生学部)と関連の大学院が集まり、総合大学らしい活気にあふれています。キャンパス中央には欅並木が走り、春の新緑、秋の紅葉は息をのむ美しさです。まさに「大学のキャンパスらしいキャンパス」、それが自慢の五十嵐キャンパスです。
入学から卒業までの流れ(学習フローと生活フロー)


工学女子 密着レポート


研究室の1日(退職された教員の研究室もあります)
社会基盤工学プログラム 金澤・保坂研究室
Morning

朝はだいたい10時ごろから皆が研究室に来始めます。また、各種ゼミが週に1回あり、だいたいこの時間から始まります。金澤研究室は解析班、実験班、機械学習班の3つの班に分かれており、それぞれの研究班ごとにゼミを行っています。解析ソフトの扱い方、実験の進め方、プログラミング手法について、大学院生が後輩たちに一から丁寧に教え、研究をサポートします。
Noon

コンピュータ上で地盤のモデルを構築し、そこに雨を降らせた際の挙動を解析しています。実験では困難な長期間の現象も簡単に再現でき、最終的には雨の多い日本での地盤問題の解決に役立てることを目指しています。
Evening

研究ばかりしているわけではありません。息抜きも研究の重要な要素です。時間があるときは、皆でカードゲームをしたり、外でスポーツをしたり、時には飲み会を開くこともあります。この楽天さが金澤研究室の特徴です。
電子情報通信プログラム 通信システム・信号処理グループ(佐々木・村松・金研究室)
本研究グループでは、コグニティブ無線・超広帯域無線などの通信方式に関する研究(佐々木研)や、5G・6Gに向けた電波伝搬測定・モデリングなど電波信号処理に関する研究(金研)、多次元信号や画像信号のための分析・合成システムの開発と実装(村松研)に関する研究などを行っています。IoT(モノのインターネット)・CPS(cyber physical systems,仮想空間と現実世界をつなぐシステム)を基盤とするSociety 5.0に向けて役立つ技術者の育成を目指しています。今回は本研究グループでの学生の1日をご紹介します。
Morning(佐々木研)
佐々木研究室ではコンピュータによる通信システムの数値シミュレーションを行いました。通信システムの開発では実験をする前に、理論計算、あるいは実際の通信環境をもとにした数学的モデルを用いた数値シミュレーションを通してそのしくみを決めていくのが主流です。計算は数時間で終わるものもあれば、数週間程度かかるものまで様々です。得られた結果をもとに、指導教員や先輩の大学院生ともディスカッションを重ね、IoTなどのさまざまな応用に向けたより良い通信システムを追求しています。
Noon(村松研)

村松研究室では、共同研究先の災害・復興科学研究所河川工学研究室に移動して河川の流れを健全に保つためのCPSに関する実験を行いました。写真は12m長,0.45m幅の河川模型です。河川は放っておくと蛇行をはじめ、次第に交互砂州を形成します。砂州に草木が繁茂すると、豪雨など急な増水時に流れを妨げ、堤防の決壊や氾濫を引き起こす要因になります。河川の蛇行をカメラやレーダで監視し、水制という水の流れを制御する構造物の配置や形状を最適に保つための技術を創出しています。IoTと機械学習を駆使して異分野融合体制で研究しています。
Evening(金研)

基地局から携帯電話まで電波がどの方向から届くのか、なぜ電波の届かない場所があるか、電波の障害物は何か,電波の散乱物は何かなど無線システムの設計には欠かせない情報になります。金研究室では、電波伝搬の測定・解析・モデリングを行います。電波伝搬測定はなかなか大掛りなもので、測定前の準備に数か月、測定後の解析に数か月かかるため、年に2~3回しかできません。写真は工学部A棟ロビーで電波伝搬測定を行ったときの様子です。測定は人通りの少ない夜によく行います。
知能情報システムプログラム 今村研究室
人類や生き物の進化には、「移動」「移住」といった動きを伴う行動が重要といわれています。
その重要な移動の手段は、「徒歩」「自転車」「自動車」「鉄道」「飛行機」...と幅広く、目的や用途に応じた選択ができるようになっています。
本研究室では、センサやプログラムを用いた計測・制御の技術や、さまざまな仕組みを考える機構設計をコア技術としています。そして、複数の技術の「最適化と統合」により、移動手段の選択や利用に必要な支援・訓練・評価など「移動支援技術」を研究・開発しています。
今村研究室における学生生活の一日をご紹介します。
Morning

私たちの研究室では、一人ずつにPCと作業スペースが用意されています。
研究室配属されると、それぞれに、自動車運転、歩行、車いすなどの移動支援分野、筋力や立位などの運動や視覚や力覚など人間の感覚計測分野、人工知能(AI)や映像・音声処理などの情報処理分野の中から、興味のある分野を選択して、自分自身の研究テーマを考えます。ほとんどのテーマで実験機材や装置の製作と、その設計支援や動作制御・データ計測をコンピュータで行い、ソフトウェア・ハードウェアのどちらの技術も経験することができます。
Noon

卒業研究では、授業のように知識や課題を受けとる以上に、自分で問題設定し、解決方法を考えていきます。そのために、自分のアイデアや結果を文章やプレゼンで表現・アウトプットしてアドバイスを受け、また、ほか学生の研究内容に興味をもって質問しながら知識を得ていきます。私たちの研究室では、全員参加のミーティング、指導教員との個別ミーティングを中心に、同じ技術や知識を必要とする学生同士のミーティングなどを通して、発表する力と質問する力を磨いて研究を進めています。
Evening

私たちの研究室では、社会に役立つ技術開発や広く活用できる知識への発展を目指しています。そのために、研究内容を体験してもらう方(研究対象者)の協力を得て実施する、データの計測やアンケート調査が重要になります。これらを通して、人に対して、負担や不快感のない手段や仕組み、段取りや配慮のしかたを検討・経験します。また、工学部以外の学部や学外の企業や団体の方との連携研究も多く、幅広い視点から感想やアドバイス、体験後の驚きや期待の声を頂く機会があります。これらのさまざまな刺激は研究を進める上で、とても励みになります。
“よく学び、よく遊び、よく知り合う”ことを目標に、関連する研究室とのバーベキューやピザパーティ、研究室内での誕生日パーティーなど、研究や勉強以外の個性や特技を活かした交流をしています。
化学システム工学プログラム 田口研究室
私たちの所属している化学システム工学プログラム 化学工学コースでは,化学工学の基盤となる単位操作だけでなく,これらの基盤技術を使って対象へと応用する研究も活発に行っています。研究分野は大きく分けると,資源・エネルギー系,環境系,材料開発系とがあり,新しいエネルギーやエネルギーシステムの開発,循環型社会の構築,地球環境問題の解決,新しい高機能性材料の創製やその製造プロセスの構築などの研究が行われています。田口研究室では材料開発系の研究を行っており,主に微粒子からなる機能性材料の開発を行っています。微粒子の組成や,構造および形状を制御することで,非常に多様な機能を発現する材料を調製することができるため,情報記録材料,食品,化粧品,医薬,農薬,電子材料など様々な分野で応用されています。
ここでは田口研究室に所属している学生がどのような一日を過ごしているか簡単にご紹介します。
Morning

私は機能性食品への応用を目的とした生理活性物質含有マイクロカプセルの開発を行っています。研究室の一日は実験の準備から始まります。1か月ごとにおおまかな研究計画を立てますが,指導教員や先輩とのディスカッション,文献調査などを行いながら計画を修正して進めています。サークル活動にも参加していますが,研究活動や学業に支障が出ないように工夫して楽しんでいます。
Noon

学部の学生が大学院の講義を履修できる「先取り履修」という制度があります。大学院の専攻・コースによって定められている条件を満たす必要はありますが,大学院進学前から先端的で専門的な講義を受けることができます。最新の研究成果などの紹介もあり,現在行っている研究を行う上でも役立っています。1学期は「資源エネルギー工学」という講義を受けていて,熱エネルギーを利用・発生する資源転換プロセスや反応器の設計を大学院の先輩たちと一緒に学んでいます。
Evening

今日は先輩とこれまでの研究の結果についてディスカッションをしました。丁寧にアドバイスしてもらえるのでいつもお願いしています。実験結果も再整理でき,翌日の実験計画も立てられるので,研究が進めやすくなります。私の研究テーマは企業との共同研究なので,1か月に1回程度,共同研究先の企業の研究者と進捗報告会を行います。そのための資料作りも実験が落ち着いた夕方によく行っています。プレッシャーも少しありますが,大学在学時から実務的な経験やスキルが身に付く良い機会だと思い頑張っています。また,自分の研究がどのような製品になるのか具体的にイメージできるので研究のモチベーションも上がります。
材料科学プログラム 中野研究室
私たちは様々な物質に囲まれて生活しています。物質を材料として活用し, 様々な製品が開発された結果,昔に比べとても快適になりました。しかし, 地球規模の観点からは, 環境問題など様々な問題が広がっています。社会問題も合わさり,何もせずに今のレベルの生活を続けることは難しくなるでしょう。これらを解決する手段は,より上手な物質の活用です。そのためには物質を追求して行くことが必要ですが, 物質の性質(物性)には, 電子が大きく関わっています。電子は物質の中に置かれることによって様々な性質を示します。物質が電子の性質を決めていると言い換えることもできそうです。私たちの研究室は, そんな物質中の電子を, 実際に物質を作製してその物性を測定し,結果を解析することによって物性研究を行い, より良い未来に向けた貢献を目指した実験系の研究室です。今回は,そんな研究室の5月頃のとある一日の紹介をします。
Morning

この日は朝からゼミ形式での講義がありました。固体物理に関する内容を英語で勉強しています。写真は, 担当箇所を皆に説明しているところでしょうか。講義で聴いていたときより大変ですが,細かいところまで理解が深まります。また,人前での説明や質疑応答への対応は慣れが必要です。1年が終わる頃には別人のように上手くなります。
Noon

電気抵抗測定の準備をしています。電気抵抗は電流, 電圧端子をそれぞれ正負で2本づつ,計4本を試料につけます。試料が1mm以下の場合も多々あり,顕微鏡をつかっての作業をします。講義では得られなかった技術力も鍛えられます。写真では自作したスポット溶接器を用いた端子付けを行っています。試料に合わせた装置を自作することもよくあり, 木工,金工, 電子工作技術が身についてしまいます。
Evening

本研究室は液体ヘリウムを用いた低温実験を行っています。そのため実験室を移動して測定します※。リモートで測定を行うこともありますが,試料の設置などは実験室に赴きます。 慣れないうちは先輩に教えてもらいながら測定を行います。実験には様々な技術,知識,そして応用力が求められます。これらが自然と身につくところは実験系研究室の良いところかもしれません。測定した本人が世界で初めてのデータを見ます。超伝導を発見した喜びは, 体験した人にしかわからない至福の瞬間です。
※ ヘリウムは貴重な資源であるため,新潟大学では回収し再利用しています。そのための設備がある部屋で実験を行います。
建築学プログラム 有波研究室
本研究室では、建物の自然換気・通風に関する研究、ゼロエネルギーハウス(ZEH)に関する研究、住宅のIoT制御に関する研究、建物の快適性とエネルギー消費に関する研究、家庭用エアコンに関する研究などを行い、建築・都市空間における人間の快適性と省エネルギーの両立を目指しています。また、本研究室では、多くの企業との共同研究を行っています。今回は本研究室での学生の一日をご紹介します。
Morning

コンピュータによる数値シミュレーションを行いました。本研究室では、実験とコンピュータによる数値解析の両面から研究を行っています。近年では建築の実務でもコンピュータシミュレーションが活用されるようになりつつあり、社会に出た後も生かせる知識が身に付きます。
Noon

午後からは実験棟に移動して建物周辺や室内の空気の流れに関する実験を行いました。写真は新潟大学所有の風洞実験装置です。身の回りの空気の流れは目には見えませんが重要な研究対象の一つです。実験では目的に応じて様々な創意工夫が必要となり、難しい部分もありますが、成果が出た時の達成感はひとしおです
Evening

研究成果を整理し、発表資料の作成を行いました。写真は作成した発表資料(室内気流分布の測定結果)の一部です。本研究室では学生一人当たり年に数回程度、学会や研究会などで発表を行っています。自らの成果を相手に分かりやすく伝えることは社会や実務においても重要です。発表資料の作成と合わせて発表練習を行い、先生や先輩からのアドバイスを反映させることで、プレゼンテーション能力を培うようにしています。
協創経営プログラム 長尾研究室
経済やテクノロジーの発展は人間の生活を豊かにする一方で、自然環境や社会に負荷を与え、その存続を危うくする側面も有しています。自然や社会の持続可能性を高めていくために、人や組織は自分たちを取り巻く環境(自然、地域社会など)とどのように付き合っていけばいいのか。私たちの研究グループでは、異分野の研究者や企業、自治体、市民組織等と協働しながら、リレーションシップ・デザイン(関係性のあり方)の探究に取り組んでいます。具体的な研究テーマとしては、プレイス・ブランディング(地域のブランド化)、CSV(Creating Shared Value:企業の経済的価値と社会的価値の両立)を取り扱っています。
Morning

本研究グループでは、フィールド調査や連携先の現場に赴いているメンバーがほとんどなので、毎日全員が研究室に揃うことはありません。但し、毎週水曜日の午前中には一堂に会し、研究や実践活動の報告会を開催しています。教員をはじめ連携研究者、研究員は研究だけでなく、実務にも精通していますので、企業等との連携プロジェクトに参加している学生にも、状況に応じて適切なアドバイスを行い、経験や知識の不足を補っています。
Noon

各人のテーマは学際的領域に及びますので、他分野の授業も積極的に受講しています。例えば、「地域災害に強い社会システム」を研究する学生は、気象学、河川工学、健康科学、合意形成学、法学等、幅広い領域について学びを深めています。教員は経営学を専門としながら、学内外で異分野の研究者や実務家との交流や共同研究を行っていますので、研究テーマに応じてネットワークを紹介し、他分野の先端研究や実践の現場にアクセスできるようサポートしています。
Evening

本研究グループでは、企業との共同研究も盛んです。社会課題の解決を中心に据えた製品やサービスの開発・ブランディングに取り組んでいる学生は、毎月のように企業経営者、デザイナー、マーケター、技術者などを前に、研究成果のプレゼンテーションを行っています。科学的知見によって実務的課題の解決を目指すとともに、実務の意思決定の現場の経験、理解を得る機会となっています。このように、研究グループに参加する学生たちは、他の研究機関、企業、自治体などとの協働プロジェクトを通じて、課題発見力、企画立案力、コミュニケーション力を高めています。
年間カレンダー(授業暦)
- 試験日
- 授業振替日
- ガイダンス日等
- 補講日
第1学期(第1・第2ターム)
4月(2024)
行事等
- 4/3 入学式
- 4/4〜4/5 ガイダンス
- 4/8 授業開始
5月(2024)
行事等
行事等はありません
6月(2024)
行事等
- 6/1 開学記念日
7月(2024)
行事等
行事等はありません
8月(2024)
行事等
- 8/11~9/30 夏期休業
9月(2024)
行事等
- 9/20 秋季卒業式
授業週数 | 第1ターム |
|
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
第2ターム |
|
第2学期(第3・第4ターム)
10月(2024)
行事等
- 10/1 秋季入学式, ガイダンス
11月(2024)
行事等
12月(2024)
行事等
- 12/27~1/6 冬期休業
1月(2025)
行事等
- 1/17, 1/20 大学入学共通テスト準備・復元のため休講
2月(2025)
行事等
3月(2025)
行事等
- 3/11~3/31 春期休業
- 3/24 卒業式
授業週数 | 第3ターム |
|
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
第4ターム |
|
新潟市、新潟大学の魅力
新潟市は人口80万人の本州日本海側初の政令指定都市です。新潟県は豪雪地帯という印象があるかもしれませんが、新潟市内は冬でも雪はあまり積もらないので驚くかもしれません。東京から新幹線で約2時間ですから、東京での就職活動に有利です。4本の高速道路網によって、関東、北陸、長野、福島方面にも直結しています。新潟空港は市街地に近く、札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄への定期直行便と国際便が運行しています。このように都市機能が充実しているにもかかわらず、大都会と比べてアパート代などの住居費や生活費が安く、さらに自然にも恵まれているため、とても暮らしやすいのが特長です。
そんな魅力的な地方の中核都市にある新潟大学は、10学部をもつ本州日本海側最大の総合大学です(教職員数:約2,500人、学生数:約12,000人)。工学部のある五十嵐キャンパスは、緑ゆたかで広大な敷地をもち、周りを歩くと1時間近くもかかります。そこには医学部・歯学部を除く8つの学部、大学院、その他多くの施設があり、学部を超えた学生交流、研究交流がさかんに行われています。新潟大学五十嵐キャンパスは、総合大学の名にふさわしい活気にあふれています。

地理・気候
2007年4月1日、新潟市は本州日本海側で初の政令指定都市になりました。日本に例のない自然と都市が共存する「田園型政令指定都市」です。
新潟県は豪雪地帯という印象があるかもしれませんが、新潟市内は冬でも雪はあまり積もらないので驚くかもしれません。

2007年4月1日、新潟市は本州日本海側で初の政令指定都市になりました。日本に例のない自然と都市が共存する「田園型政令指定都市」です。
新潟県は豪雪地帯という印象があるかもしれませんが、新潟市内は冬でも雪はあまり積もらないので驚くかもしれません。