埼玉支部総会は本部より建設学科教授の阿部和久先生をお迎えして6月4日（土）午前11時より例年と同じ東晶大飯店で開催しました。関東圏各支部の支部長や全学同窓会である首都圏同窓会の名誉会長等にもご参集いただき、参加者は28名となりました。

総会では、埼玉支部発足以来のスローガンである『楽しくなければ同窓会じゃない！楽しくやろうよ同窓会』を合言葉に、平成27年度も世代継承を念頭に、支部役員会が活発に開かれたこと、他支部等との交流を大切に活動してきたことなどが報告され、特に埼玉支部の目玉イベントとっている『ふれあい・さいたま ウォーキング』は詳しく実施報告が行われました。活動計画では、母校発展に寄与し、他支部との交流を大事にして同窓会活動の発展に努めることが確認されました。

本部の阿部先生からは、ご用意いただいたパワーポイント資料を基に、今年の卒業生の進路の状況、また入学生の状況等と合わせて大学の組織改革や研究面に関する話題等を報告いただきました。悠久会本部報告では、アーカイブスペースに田島支部長寄贈品も展示されている旨の報告をいただきました。また、新潟大学カードの利用促進の依頼がありました。

講演会では、前述の阿部先生から『震災と鉄道技術』というタイトルで関東大震災、新潟地震、記憶に新しい兵庫県南部地震、新潟県中越地震、東日本大震災で受けた鉄道被害状況とその復旧推移（日数）についてお話があり、これらを踏まえての鉄道建設に関する今後の課題について説明をいただきました。古い地震では記録に残っている写真を、最近の地震では先生が現場で写した臨場感あふれる写真を使っての説明は素人にもわかりやすく感じました。講演終了後、恒例の集合写真撮影を行い、懇親会へと移って行きました。

懇親会は、埼玉前支部長の田中氏の乾杯の音頭で始まりました。ビールでのどを潤したところで、東京イノベーションクラブ上野常任理事、首都圏同窓会大石名誉会長、太田元准教授を先頭に、東京支部、神奈川支部、千葉支部、群馬支部、栃木支部等近隣支部の皆様からご挨拶をいただきました。近隣の支部長さんからの若さあふれる挨拶があったり、『空と海 羽ばたく千葉総会』の紹介もあったりで、会場も大いに盛り上がりました。埼玉支部メンバーからの近況報告で宴もたけなわとなり、『四季の新潟』などを全員で合唱、西野氏の締めで幕となりました。