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第21回 埼玉支部総会報告(平成27年6月13日開催)

集合写真小

埼玉支部は1995年10月27日に発足総会を開いて以来、今年で発足満20年となることから、27年度定期総会は節目の年の記念総会として、本部より大矢 誠先生をお迎えして6月13日(土)午前11時より例年と同じ会場、東晶大飯店において開催しました。

今年の総会には関東圏各支部支部長や全学同窓会である首都圏同窓会の会長等を迎えて開催されました。参加者は31名で、昭和60年卒業生で悠久会の奨学金貸与を受けた同窓生を含めて今年新たに支部役員になった方などもいました。

総会では発足以来のスローガンである『楽しくなければ同窓会じゃない!楽しくやろうよ同窓会』を合言葉に、気楽に参加出来る同窓会、誰もが自由に参加出来る同窓会を目指し、世代継承を大切にして、今後もこのスローガンの下で活動を継続する事、活発に支部役員会を開催していること、他支部等との交流を大切に活動していることが報告され、特に埼玉支部の顔となっている支部主催のウォーキングの報告が行われました。活動計画では基本方針を堅持し、母校発展に寄与すること、他支部との交流を大事にして同窓会活動の発展に努めることが強調されました。

本部の大矢先生からは今年の卒業生の進路の状況や就職率、また入学生の状況等と合わせて大学の組織改革や研究面に関する話題等が報告され、悠久会本部報告では今年の全国総会について、在学生への支援の状況、悠久会館のアーカイブスペースの活用で展示物の寄付の依頼、同窓会会員の大学への寄与等について報告がありました。

20年目となる記念的講演会は元北越製紙社長、新潟大学東京イノベーションクラブ会長で平成26年より新潟大学経営協議会委員となった三輪正明氏(S43年応化卒)に『企業経営を通じて見えた事 〜〜会社は誰のものか〜〜』とのテーマで、社員と一緒になって経営の危機を乗り越えてきた体験をテレビで放送されたビデオも活用して講演をして頂き大変好評の内に推移しました。

講演終了後、記念の集合写真を撮り懇親会へと移って行きました。

懇親会ではS22工作卒の小林正二氏の乾杯の挨拶の後に参加者全員に近況報告をして貰いましたが、最初に、乾杯の音頭をとって頂いた小林正二氏より特別発言を頂きました。内容は太平洋戦争下に入学し戦後の昭和22年に卒業した事、その間に兵役免除のなくなった学徒動員令で昭和20年に軍隊に入った事、そして仲間の出征に際しては『俺も後から行くから靖国神社で待っていろよ』と送り出した事等の体験、戦前戦後を通した当時の大学の状況や学生生活について特別発言もありました。戦後70年目で、かつ支部発足以来満20年の年に相応しい印象的な話でした。【話の内容はここから全文を読むことができます】

その後全員の参加者から近況報告が行われましたが、参加者全員が生き生きと思い思いの話しをし、聞く人達もまた熱心に耳を傾けて親睦を深めて会を楽しんでおりました。

今年は記念の年でもあることから悠久会の歌『悠久の友』の作詩・作曲をした安原道子女史(二人の兄が新潟大学卒業生)も迎えて『悠久の友』を皆で歌い、発足以来の支部の活動に思いを馳せていました。

午前11時から始まった今年の総会と懇親会もあっという間に午後4時となり二次会へと移って行きました。二次会も盛会で、午後7時半頃までカラオケを歌いつつ思い出に話を咲かせ、大変有意義な時間を過ごし散会しました。

支部長 田島富二夫
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