私たちの研究室では、液体中で起こる現象を対象として、細胞内の生命現象や疾患発症のメカニズム、分子集団が生み出すさまざまな現象の理解に取り組んでいます。

また、4年生の卒業研究では、液体中の現象に関する研究に加えて、スポーツデータサイエンスや科学と芸術の融合など、分野横断的なテーマに挑戦することもできます。 研究対象は多岐にわたりますが、その根底には「多くのものが集まり相互作用すると何が起こるのか」を理解したいという共通の問いがあります。

生命現象に興味がある人、物理学が好きな人、シミュレーションやプログラミングに挑戦してみたい人、データ解析に興味がある人など、分野を問わず歓迎します。

研究テーマ

分子レベルで探る液体中の現象

細胞内で起こる生命現象や疾患発症のメカニズム、分子集団の振る舞いなど、液体中で生じるさまざまな現象を研究しています。 数理モデルやシミュレーション、データ解析を用いて、液体中で分子がどのように振る舞い、そこからどのような機能や性質が生まれるのかを探っています。

タンパク質やナノ粒子の拡散現象 タンパク質やナノ粒子の拡散現象 水中でタンパク質やナノ粒子はどのように動くのでしょうか。分子動力学シミュレーションを用いて、分子の運動と拡散の仕組みを調べています。
タンパク質の液-液相分離 タンパク質の液-液相分離 細胞内ではタンパク質が集まって液滴のような構造を形成することがあります。生命機能や疾患とも関わる相分離の発生メカニズムを数理モデルによって研究しています。
細胞内の混み合いと液体の性質 細胞内の混み合いと液体の性質 細胞内は多種多様な分子で満たされた混雑した環境です。そのような環境が分子の運動や生命現象にどのような影響を与えるのかを研究しています。

スポーツや芸術への応用研究

4年生の卒業研究では、スポーツデータサイエンスや科学と芸術の融合など、データ解析やシミュレーションを活用した分野横断的なテーマに取り組むことができます。

  • 過去の卒業研究テーマ一覧
  • 工学部卒業研究優秀賞を受賞しています
    • 2024年度:2成分剛体球系の拡散係数とStokes-Einstein則の比較 ーイベント駆動型分子動力学シミュレーションの高速化と応用ー(金子和彦さん)
    • 2022年度:分子の大きさが液体の密度分布に与える影響(久保勇人さん)

週ごとの活動

項目 頻度 内容
報告会 週1回 研究・課題の進捗状況の共有、研究の議論、論文の紹介などを行います
輪講 週1回 (基本的に)3年生は熱力学、4年生は統計力学の勉強会を行います
学生部屋は林研の生物物理グループと共有しています
研究室からは日本海と佐渡島の景色が広がります
雨上がりには美しい虹が見えることも