活動報告
「第4回データアクティベーションワークショップ」をハイブリッド形式で開催しました。
新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター(BDA研究センター)は 、「第4回データアクティベーションワークショップ」を、2023年3月27日(月)に開催しました。
このワークショップは、過去2019年、2021年、2022年に開催しており、今回が4回目になります。メイン会場のアートホテル新潟駅前からオンライン配信を行う、ハイブリッド形式で開催し、会場での参加者が48人、オンラインでの参加者が約50人、合計で約100人の方々が参加されました。
最初に、NTTコムウェアの須藤雅敬様と新潟県工業技術総合研究所の佐藤健所長から来賓御挨拶を頂いた後、招待講演として、金沢大学数理・データサイエンス・AI 教育センターの辻谷係長様と、学術メディア創成センターの東助教様から、「金沢大学の教育を中心としたデータサイエンスとDX活動」というタイトルで講演いただきました。金沢大学が取り組んでいる、XRやメタバースなどを取り入れたデータサイエンス教育の概要を、オンラインと会場とで説明していただきました。
次に、BDA研究センターの山崎センター長から、これまでのコア・ステーションとしての活動内容と、4月から全学共同教育研究組織として新しいBDA研究センターが設立されることなどが報告されました。
更に、新潟大学災害・復興科学研究所の安田准教授と新潟大学工学部の村松教授から、顕著な成果を挙げている代表的な異分野融合研究の一つである「ARCEプロジェクト」について紹介がありました。
コーヒーブレークの時間では、会場内に展示した9件のポスターの説明が行われ、オンラインで視聴している方々にも5分間ずつ順番に説明している様子が配信されました。
その後、パネルディスカッションが行われました。モデレータの山﨑BDAセンター長の進行により、4人のパネリストそれぞれから、データサイエンス関連の人材教育や研究開発の状況、ELSI(Ethical, Legal and Social Issues)の観点からの取り組み、さらには新しいBDA研究センターへの期待などが話されました。終了後アンケートで頂いたワークショップ参加者の様々なコメントも含めて、今後のBDA研究センターの運営に活かしていきたいと思っています。
多数のご参加、ご意見ありがとうございました。
ワークショップ全体に対しては、次のようなご感想をいただきました。


《プログラム》
日時:2023年3月27日(月) 13時15分~16時45分
形式:ハイブリット開催(会場/Zoom)
12:45- 受付・Zoom開場
13:15- 開会挨拶 新潟大学 学長 牛木 辰男
13:20- 来賓挨拶
NTTコムウェア 執行役員 ビジネスインキュベーション本部長 須藤 雅敬 氏 (オンライン)
新潟県工業技術総合研究所 所長 佐藤 健 氏
13:35- 招待講演「金沢大学の教育を中心としたデータサイエンスとDX活動」
金沢大学 数理・データサイエンス・AI 教育センター 係長 辻谷 友紀 氏 (オンライン)
学術メディア創成センター 助教 東 昭孝 氏
14:15- ビッグデータアクティベーション研究センター活動報告
新潟大学 BDA研究センター長 山﨑 達也
14:45- 研究紹介 「ARCE プロジェクト」
新潟大学 災害・復興科学研究所 准教授 安田 浩保
自然科学系 数理物質科学系列 教授 早坂 圭司
自然科学系 情報電子工学系列 教授 村松 正吾
15:00- コーヒーブレーク
BDA 研究センターのポスター展示、および企業・機関のポスター展示
15:45- パネルディスカッション 「(仮題)今後のBDA研究センターへの期待」
モデレータ :新潟大学BDA研究センター長 山﨑 達也
パネラー :NTTコムウェア ビジネスインキュベーション本部
AI・データサイエンス推進室 室長 中里英則 氏
BSN アイネット イノベーション推進室 執行役員 室長 坂田 源彦 氏
新潟県工業技術総合研究所 企画管理室 室長 星野 公明 氏
新潟大学 人文社会科学系 法学系列 教授 渡辺 豊
16:40- 閉会挨拶 新潟大学 理事・副学長 末吉 邦
16:45- 終了