活動報告

「データ駆動イノベーション新潟(通称D2IN)」をスタートしました。

あらゆる分野へのDX(デジタルトランスフォーメーション)への機運が高まる中、「デジタル人材」の育成が共通の重要課題になっています。
特に、データを活用して事業の変革(イノベーション)できる人材を育成するための産学官連携活動は、全国的にもまだ少なく、新潟県内においては存在しません。
本活動では、AI/ビッグデータ活用に関する産学官連携活動を通し、AI/ビッグデータを有効に扱える「実務者人材」の育成を推進し、またデータを利活用した地域課題の解決を目指します。

【共有する価値観】
〇 「データ立県にいがた」を目指す。
〇 データを真に扱える実務者を輩出し、データ利活用で地域社会を変革する。

【目標】
〇 ビッグデータやAIを扱える人材を、3年間で100人育成する。
〇 リビングラボprojectを、3年間で5件実施する。
〇 人材育成や社会イノベーションに関する、国の事業を獲得する。

【活動内容】
1.データ駆動実習 - 価値感「データを真に扱える実務者を育成する。」を共有するコミュニティ
公開されているビッグデータ(あるいは保有しているビッグデータ)と、データサイエンス言語(Pythonなど)を使い、自らが独学で、課題設定→データ加工→データ分析・検証を実習し、教員から指導を受け、知識を高めます。
2.リビングラボ -価値感「データ利活用で社会イノベーションを起こす。」を共有するコミュニティ
地域が抱えている諸課題に対し、関係するメンバ(教員と行政・地域団体・住民・企業など)が議論し、課題設定→データ収集→データ分析→施策立案→実施検証をくり返し、課題解決を目指します。
3.セミナー
データ駆動イノベーションに関する先進技術動向や成功事例などの講演や、データ駆動実習/リビングラボの報告を行います。
4.企画委員会
方向性/活動計画などを企画検討します。
委員構成は、
・新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター
・新潟県産業労働部創業・イノベーション推進課
・新潟県工業技術総合研究所
・にいがた産業創造機構(NICO)
・新潟県IT産業ネットワーク21、IT関連企業

【事務局】
新潟大学 ビッグデータアクティベーション研究センター
E-mail : bda_sec@eng.niigata-u.ac.jp

本活動の紹介チラシはコチラからダウンロードしてください。