活動報告

学内の異分野の研究者が活発な意見交換(今年度1回目のBDA研究会)

真の文理融合を目指し、具体的社会課題を議論することにより、学内外の連携体制構築を図ることを目的として、BDA研究センター主催で、BDA研究会を開催しました。(今年度の第1回目になります。)

【第23回BDA研究会】

【第23回BDA研究会】
日時:2021年5月25日(火) 16:25~17:55
参加人数:16名
発表:「天然有機化合物の生合成研究分野におけるビッグデータ利用」
    新潟大学大学院自然科学研究科・農学部

 佐藤 努 教授、 上田 大次郎 助教

【発表】

佐藤先生より、生物(特に微生物)が生産する天然有機化合物(特にテルペン)の生合成に関する様々なご研究や、アンブレインを軸とした新潟大学発の香料・医薬品開発に関して、説明していただきました。
 また、「酵素・遺伝子レベルで生合成機構・経路を解明し、それを利用して希少・新規化合物を大量に生物・酵素合成することを目指しており、そのような研究(例えば、新しい酵素遺伝子の探索や酵素の活性上昇など)にAI・ビッグデータを利用できないか。」と、参加者に相談が投げかけられました。

【討論】

  その後の討論では、創生学部、医学部、工学部、理学部の先生方から、機械学習やバイオインフォマティクスや生化学などの専門家の観点から、今後の研究への参考になる様々な意見、アドバイスが出されました。
 最後に、山﨑先生から、「研究会に参加したメンバーと情報交換はできたと思うので、ぜひ継続して、新しい融合プロジェクトを生み出してほしい。」とコメントがありました。

メンバー

  • 佐藤 努 教授(農学部)
  • 上田 大次郎 助教(農学部)