活動報告
ノーベル賞講演会を開催します
2024年のノーベル物理学賞と化学賞は、人工知能(AI)関係の研究者に授与されることになりました。ノーベル物理学賞の受賞者は、プリンストン大学のジョン・ホップフィールド名誉教授とトロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授で、人工ニューラルネットワークによる機械学習の分野を切り開いた功績が評価されたものです。一方、ノーベル化学賞はワシントン大学のデイビッド・ベイカー教授と、DeepMind社のデミス・ハサビス氏とジョン・ジャンパー氏に贈られます。こちらも、AIによるたんぱく質の立体構造の予測が関係しています。
AIに関する研究が物理学賞と化学賞に選ばれたことは、色々と物議をかもしているところではありますが、歴史的背景や科学の将来像に関するメッセージが関係しているのかもしれません。
この度、ビッグデータアクティベーション研究センターでは、各分野の専門家に集まってもらい、今回のノーベル賞の選定を題材に思うところを語ってもらおうと思い、このような会を企画しました。是非御参加下さい。
【日時】12月12日(木)5限 16:25-17:55(予定)
【場所】中央図書館 ライブラリーホール
【参加費】無料