活動報告
新潟大学データサイエンス・AIシンポジウム2024を開催しました
2024年9月19日、万代シルバーホテル(新潟市)にて「新潟大学データサイエンス・AIシンポジウム2024」が開催されました。本シンポジウムは、最新のデータサイエンスやAIの情報を共有し、BDA研究センターの研究成果発表を通じた産官学連携を促進することを目的に開催されました。学内外から117名の参加をいただき、大変盛況なイベントとなりました。

プログラム
・14:00 開会挨拶 新潟大学 学長 牛木 辰男
・14:05 特別講演 エヌビディア合同会社 廣岡 信行 氏
「生成AIと産業デジタル化に関する最新動向」
・14:40 ビッグデータアクティベーション研究センター活動報告
新潟大学 BDA研究センター長 山﨑 達也
・15:05 ポスター発表展示 兼 コーヒーブレーク
・16:05 招待講演 筑波大学 教授 天笠 俊之 氏
「筑波大学人工知能科学センタービッグデータ・クラウド分野の研究紹介」
・16:55 閉会挨拶 新潟大学 理事・副学長 川端 和重
※シンポジウム終了後 懇親会を開催
■シンポジウムの概要
シンポジウムは、新潟大学牛木学長の開会挨拶からスタートしました。

続いて、エヌビディア合同会社の廣岡氏を特別講師にお招きし、「生成AIと産業デジタル化に関する最新動向」についての講演が行われました。
廣岡氏からは、AIのビジネス活用や今後の展開など、生成AIの最前線についてご紹介いただきました。参加者からは「AIの最新動向について理解が深まった」「エヌビディア社のツールを活用してみたい」などの意見が多く寄せられました。

その後、新潟大学BDA研究センター山﨑センター長よりセンターの活動報告を行い、人材育成からビックデータの実社会への応用に向けた取り組みが紹介され、多くの関心を集めました。
ポスター発表では、BDA研究センターの各ユニット長による活動報告や、学内の学生によるデータサイエンス・AI分野における研究成果を発表し 、 参加者はコーヒーブレークを楽しみながら研究者と活発な意見交換を行いました。


最後に、筑波大学の天笠教授による招待講演「筑波大学人工知能科学センタービッグデータ・クラウド分野の研究紹介」が行われ、最先端の研究についての詳しい説明がありました。講演後は会場から多くの質問が寄せられ、言語モデルの実装に対する関心が示されました。

シンポジウムの最後には、新潟大学の川端理事・副学長が閉会の挨拶を行い、 本シンポジウムの成果や今後のさらなる連携への期待が述べられました。

■懇親会
シンポジウム終了後、同会場にて懇親会が開催されました。産学官の参加者がリラックスした雰囲気の中で情報交換を行い、今後の連携や共同研究の可能性について意見を交わしました。会場は終始、活気に満ちた雰囲気で、参加者同士の交流の輪が広がり、有意義な時間となりました。
■まとめ
本シンポジウムは、生成AIとビッグデータの最前線に触れる貴重な機会となり、今後の産官学連携の可能性を広げる場となりました。また、参加者のアンケートでは87%の方が「満足」「やや満足」と回答しており、高い満足度を得たイベントとなりました。
今後も新潟大学BDA研究センターは、データサイエンスやAI分野における研究・連携を推進し、社会への貢献を目指して活動を続けてまいります。
