入試情報

教育理念・目標

新潟大学工学部では、次のような素養を身につけた優秀な技術者・研究者を育成することを目標としています。

1. ものづくりをたいせつにする心
2. 豊かな創造力と柔軟な思考力
3. 自主性と高い倫理観に支えられた実践力

その実現のために、本学工学部では、工学の基礎をしっかりと学んだうえで、先端技術の開発に対応できる応用力を身につけることが可能な仕組みを準備しています。また、実践教育やキャリア教育を体験できる教育プログラムを設けているので、体験を通して自分の可能性を伸ばす業種を探すことができます。

教育内容・特色

一年次においては、工学教育への転換・導入教育を受けた後に、力学分野、情報電子分野、化学材料分野、建築分野あるいは融合領域分野の五つの分野に分かれて勉強します。このように工学全体を学んだうえで、二年次から学位プログラムに分かれて専門分野について学びます。
また、新潟大学工学部では、次のような質が高く特色ある教育を展開しています。

• 自主的なものづくりプロジェクトを通じてものづくりの魅力や楽しさに触れ、「つくる力」と「学ぶ力」（この二つを合わせて「工学力」と呼んでいます）を習得するための教育を行っています。
• 「知識の応用力」を効果的に身につけさせることを目的に、失敗を経験しながら新たな工学技術や研究開発へと導く教育を一年次から実施しています。
• 企業等と連携した実践的工学キャリア教育を行っています。
• 学生のチームが研究や技術開発に関する活動を行い、相互に啓発できる場「スマート・ドミトリー」プログラムを実施し、国際的に活躍できる秀でた学生「トップ・グラジュエイツ」を育成する教育を行っています。一年次から参加でき、高い研究能力が身につきます。
• 従来の専門教育に加え、実践英語コース及び国際教養プログラムの提供や段階的海外留学の機会を設け、大学教育のグローバル化を推進しています。
• 国際的に認定された教育プログラム（JABEE認定プログラム）や学部段階からの国際交流により、国際的に通用する高いレベルの学力が得られます。
• 高等学校や高等専門学校等でのさまざまな履修形態に配慮しつつ、大学院と教育・研究に関して強い連携を図り, 毎年、多数の卒業生が大学院に進学しています。また、学位プログラムごとの就職指導によって不況にも強い就職実績を上げています。

求める学生像

教育理念・目標にあげた三つの素養を身につけた技術者・研究者を目指す学生の入学を歓迎します。
選抜方法ごとに、多様な学生を求めています。

入学者に求める学力

学力の３要素である「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の３つを高等学校等で修得し、大学入学後に、工学に関する知識及び多様な知識の習得を目指す勉学意欲や工学分野への高い関心を備えていることを望みます。

入学者選抜の基本方針

一般選抜（前期日程）

高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力を有し、工学分野に関連する科目への高い理解力・応用力を持つ学生を選抜します。
工学科全体で募集します。なお、多様な学生を受け入れるため、試験教科・科目の配点が異なる２つの選抜方法を設定し、そのいずれかによって選抜を行います。
大学入学共通テストにおいては、５教科７科目の試験を課し、高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力を評価します。
個別学力検査においては、数学、理科、英語を課し、工学を学ぶうえで必要となる理解力・応用力を評価します。
これらと調査書の内容を総合して選抜します。

一般選抜（後期日程）

高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力を有し、主体性、勉学意欲、工学分野への関心を持つ学生を選抜します。
工学科全体で募集します。
大学入学共通テストにおいては、５教科７科目の試験を課し、高等学校卒業レベルの幅広い基礎学力を評価します。
個別学力検査においては、面接を課し、主体性、勉学意欲、工学分野への関心等を評価します。
これらと調査書の内容を総合して選抜します。

総合型選抜

学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力や理解力・応用力を有し、明確な志望動機、高等学校等内外での活動における主体性と行動力、学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持ち、独創的な発想を駆使して社会の諸問題の解決策を考える意欲を有する学生を選抜します。
明確な志望動機と学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持つ学生の入学を目的としているため、学位プログラムごとに募集します。
出願書類（活動報告書に基づいた自己推薦書）においては、志望動機、主体性、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への関心等を評価します。
小論文においては、思考力、表現力、学位プログラムにおける工学分野への関心等を評価します。
面接（自己推薦書の内容に基づいたプレゼンテーション及び口頭試問を含む）においては、学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力や理解力・応用力、志望動機、主体性、表現力、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への関心等を評価します。

【学位プログラムにおける工学分野】

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜Ⅰ型

学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力や理解力・応用力を有し、主体性、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持つ学生を選抜します。
学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持つ学生の入学を目的としているため、学位プログラムごとに募集します。
面接（口頭試問を含む）においては、学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力や理解力・応用力、主体性、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への関心等を評価します。
出願書類（推薦書、調査書、活動報告書等）においては、主体性等を評価します。

学校推薦型選抜Ⅱ型

学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力を有し、主体性、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持つ学生を選抜します。
学位プログラムにおける工学分野への高い関心を持つ学生の入学を目的としているため、学位プログラムごとに募集します。
大学入学共通テストにおいては、各学位プログラムの指定した３教科３科目の試験を課し、学位プログラムにおける工学分野の勉学に必要な基礎学力を評価します。
面接においては、主体性、勉学意欲、学位プログラムにおける工学分野への関心等を評価します。
出願書類（推薦書、調査書）においては、主体性等を評価します。

【学位プログラムにおける工学分野】

第３年次編入学

工学分野に関する学部教養レベルの基礎学力を有し，高い理解力・応用力を持つ学生を選抜します。学位プログラム毎に募集します。
基礎学力試験においては，各学位プログラムの工学分野に関する基礎学力および工学を学ぶうえで必要となる理解力・応用力を評価します。さらに英語によるコミュニケーション能力を評価します。

総合型選抜の過去問題

令和6年度

令和5年度

令和4年度

学校推薦型選抜Ⅰ型の過去問題

クリックすると詳細をご覧いただけます。
なお、学校推薦型選抜Ⅰ型の面接における口頭試問のうち、出願要件に関する試問は掲載していません。

第３年次編入学　募集要項

※ 不測の事態等により、本募集要項の内容に変更が生じた場合は、本ホームページ上でお知らせしますので、出願前や受験前は特にご注意願います。
※ 募集要項（出願書類の様式を含む。）の公表は本ホームページ上のみで行い、冊子の送付は行いません。

第３年次編入学　出願資格審査書類様式

【準備中】

第３年次編入学　出願書類様式

【準備中】

※ 各種様式は、A4サイズの白色の用紙に印刷の上、ご使用ください。「両面印刷」となっているものは必ず両面印刷していただくようお願いします。

第３年次編入学（推薦による入学者の選抜）の過去問題

令和6年度

令和5年度

令和4年度

第３年次編入学（学力試験による入学者の選抜）の過去問題

令和6年度

令和5年度

令和4年度