研究の目的、概要、期待される効果
近年、建設産業分野では情報量が顕著に増加しています。例えば、ドローンを用いた写真測量では、数億の点群をパソコンで処理・分析する必要があります。当研究室では、このようなビックデータを活用して、人工知能も用いることで、社会基盤施設等の大規模な情報を分析・整理しており、豊富なノウハウを有しています。
これまでに行った具体的な研究事例としては、機械学習(LSTMモデル)を用いた波浪予測の高精度化などが挙げられます。これは、株価の予測などにも用いられている人工知能の一種であるLSTMを海の波の高さの予測に適用するもので、海上工事の可否判断に用いることができます。人工知能を用いることで、建設分野のビックデータを用いた分析・整理が行えます。
人工知能に関しては、社会基盤施設等の撮影画像を用いた劣化予測や台帳の自動記入等にも活用できるとされています。このような研究のみならず、ご相談いただければ社会基盤施設に関するビックデータや人工知能を用いた建設産業の効率化の推進に資する研究業務を展開できます。このような研究にご興味がございましたら、是非ご連絡頂けますと幸いです。

アピールポイント
機械学習(人工知能)を用いたビックデータの分析など,建設産業の業務遂行の効率化に関する研究を是非行いたいと考えております。是非ご相談ください。
つながりたい分野(産業界、自治体等)
建設産業分野全般:国土交通省、地方自治体、インフラ、ゼネコン、建設コンサルタント。