JLCPCB様から基板発注の支援をいただきました。 第1話
※この記事はJLCPCB様の提供でお送りいたします。
NHK学生ロボコン2025において基板発注の支援をいだたきました。新潟大学ではちょうど基板の転換期に差し掛かっており、基板を発注が立て込んでいます。資金のやりくりを会計と回路班で話し合っていると、JLCPCB様がご協賛に前向きというお話を知り、X(旧Twitter)のDMにてお願いしたことがきっかけになります。
JLCPCBについて
JLCPCBは、中国に本社を構え、基板作成を行っている会社です。180か国以上、600万を超える顧客数をもち、より高品質、より安く、より速い配達をミッションに活動している企業です。私たちは、基板発注しか行っていませんが、JLC3DPで3Dプリンター部品、JLCCNCでCNC加工なども行っています。
ご支援までの流れ
JLCPCB様が学生団体を支援しているというお話を知り、XのDMにてご支援のお願いをいたしました。
発注に際して、
- 基板にJLCPCBのロゴを入れる
- 基板の発注をJLCPCB様で行っていることの明記
- JLCPCB様に支援していただいて基板作成したことの感想
などの条件がありました。
基板発注の流れ
1. 基板データの作製
KiCad,DesignSparkなどの基板CADを用いて、基板を作ります。その後、製造用ファイルの出力で、ガーバーデータや、ドリル穴のデータを出力し、ZIPファイルにまとめます。
2. JLCPCBのサイトにZIPファイルをアップロード
JLCPCB様のサイトにアクセスし、お見積りをクリックします。赤枠の「ガーバーファイルを追加」というところにアップロードし、基板の発注の詳細を設定します。

また、今回はステンシルマスクも発注してみます。
実装面を選択します。
カスタムサイズで大きさを小さくすることで、扱いやすいサイズにすることもできます。
もっと詳しく知りたい人は、ステンシル発注ガイドという発注方法が記載されたサイトもあるので、詳細はそちらのサイトを確認してください。

3. クーポンを入力し、発注
クーポンをいただきたいので、X(旧Twitter)のDMに
- メールアドレス
- オーダー番号
- 料金
などの情報を記載し、クーポンを発行していただきます。
その後、発送先の記入や、お会計、配送方法の選択を行い、到着を待ちます。
4. 到着
到着して作ったものがこちらになります。想像したものが形にできていていいですね。

最後に
安く、安定した基板を早く作成し、提供するJLCPCB様には頭があがりません。また、発注データに誤りがあった場合の対応に関しても迅速かつ丁寧にしていただける点も大変感謝しております。
基板サイズが100[mm]×100[mm]まではかなり安く発注することができるので、気軽に発注することができます。みなさまもぜひJLCPCB様を使っていいロボコンライフを送ってみてはいかかでしょうか。