初めに

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。この度は、科学技術研究部のホームページをご覧いただきありがとうございます。新潟大学で何か本気で取り組みたい事、興味のあることは見つかったでしょうか?

  • 大学に入ったことだし、何か新しいことをやってみたい!
  • 時間はたくさんあるし、創作活動に勤しみたい!
  • つーかロボコンやりたい。

そんな方、私たちと一緒にロボコンしませんか?

少しでもロボコンに興味がありましたら是非一度、科学技術研究部にお越しください。皆様のご来訪、心よりお待ちしております

ロボコンとは?

ロボコン(ロボットコンテスト)は、競技テーマ・ルールのもとでロボットを競わせる競技のことです。
競技テーマは、障害物を乗り越える、ものを投げ入れる、実際のスポーツのような競技を行う など多種多様です。
ロボコンの大会としては、私たちが出場を目指しているABUロボコン・NHK学生ロボコンの他にも、高専ロボコン、 RoboCup、RoboMasterなど様々なロボコンが開催されています。

各班紹介

カギケンでは年々高度化するNHK学生ロボコンに対応するため、個々人の作業の専門化を目指しています。そのための大きな措置として、班を構成して仕事の分割をしています。班は二つに分かれていて、ロボットの設計、加工を担当する機械班、ロボットを動かすための電子回路、プログラミングを担当する電装班で分かれています。原則として、入部した人はどちらかに所属してもらいます。

電装班

電装班は電子回路とプログラミングを担当します。電子回路はロボットに搭載するモータ動作やセンサの信号処理に必要です。回路製作にはシミュレーションや専用CAD、基板加工機を使用します。ロボットの動作制御はプログラミングで行っています。それ以外にも場合によっては、画像処理やシミュレーション、各種補助ソフトも製作します。

機械班

機械班はロボットの設計と加工を担当します。ロボットの設計は有料3DCADソフトである「SolidWorks」で行います。こちらのソフトは工学力教育センターで用意してあるため、購入の必要性はありません。設計に基づいて加工も行います。これは学内施設である創造工房で行います。また、最近はレーザ加工機や3Dプリンタも活用しています。

一年生前期の主な活動

勉強

機械班は3DCADでの設計練習と部品の加工を、電装班は回路とプログラミングの勉強をします。前期からガッツリ勉強できるので、他の学生と差をつけられます。

SRC(Summer Robot Contest)

8月に行われる金沢工業大学主催の新入生大会。周辺大学の一年生と交流できる貴重な機会です。

活動場所・時間

活動時間は放課後や講義の空きコマなどを利用して行います。プロジェクト活動であるので、
メンバーは時間割りを合わせ、基本的に複数人で活動しています。
大会前など忙しい時期はありますが、皆楽しくワイワイと活動しています。

場所:工学部プレハブ棟内 工学力教育センター

メンバー

1年2年3年4年
人数10113630

部費

30,000/年
ただし年度によって増減する可能性があります。

Q&A

初心者でも大丈夫?

現部員の9割以上が初心者です。初心者以外がいる学年の方が珍しいぐらいですので、心配しないで大丈夫です。

単位が取得できるとは?

講義の一環として活動しているため、単位を取得することができます。
詳しい単位数などについては、 新潟大学付属工学力教育センターまで

機械班と電装班って何?

作業を分担しているそれぞれの班です。科学技術研究部では「機械設計や加工など機体そのもの」を担当する機械班と、「電気回路やプログラムなど機体の動作に必要なもの」を担当する電装班に分かれています。ちなみに、両方に所属する事は可能です。
また、機械システム工学科だから機械、電気電子工学科だから電装、などという制限もありません。くわしくはこちら

工学部じゃないと入れないの?

工学部以外の学生でも加入は可能です。ただし、”ものづくり”をする特別講義の一環としての活動なので、下記のことに注意して下さい。
●入学時に加入を求められる学生教育研究災害傷害保険(学研災)・学研災付帯賠償責任保険(学研賠)に必ず加入してください。
 学研災・学研賠の加入タイプはどのタイプで構いません。これは活動中にケガをした時などの保険です。
 これら保険に加入していない場合、この講義を受講することができません。

●特別講義の一環として活動するので、履修登録が必要になります。また、取得できる単位は工学部ではC単位になります。
 これを他学部学生が受講した場合、単位の取り扱いが異なることがあります。詳しくは所属学部の学務に問い合わせてください。

●特別講義の一環として活動するので、レポートや発表会への出席が求められます。これら授業としての活動をせず、
 ロボコンのみの活動をすることはできません。

ものづくりプロジェクトって何?

ものづくりプロジェクトとは、工学部の特別講義の一つです。この講義は、1年以上の長い時間をかけて”大学生らしい”高度なものづくりをする中で
つくる力や学ぶ力を養うことを目的としています。新潟大学ロボコンプロジェクト(科学技術研究部)もこの枠組みの中で活動しており、
科学技術研究部の活動に参加するためには、この講義を受講する必要があります。

兼部ってできるの?

可能です。ただし、例えば学友会所属体育系サークル(いわゆる体育系部活動)で活躍しながら、こちらでも中心となって活躍するといった事は困難です。正直に言ってしまうと、中心となって活動しているメンバーのほとんどが兼部をしていません。

説明会って?

実際の活動や様子を説明する会です。毎年4月に行われます。説明会の日程は、工学部学務係からのメールや、
工学部学生玄関に設置されるポスターなどで周知します。見逃さないようにして下さい!また随時活動場所の見学も行っています。
プロジェクト加入後に「思ってたのと違うぞ…」となる可能性を減らせますので、説明会に参加することをお勧めします。
なお、ロボコンプロジェクトに加入できるのは、履修登録に合わせ、4月(第1学期)と10月(第2学期)の2回になります。

自分のPCって必要?

なくても活動できますが、持っていた方が(大学生活においても)都合がいい場合が多いです。性能等は用途によるので何とも言えません。