2009年度
第2回生体材料・医用デバイス研究開発コアセンター研究会

日時:平成22年2月22日(月)−23日(火)
場所:新潟大学 VBLサイエンスビジュアライゼーション室

講演会

14:00-15:00
Title:Past, Present and Future Aspects of Education and Research at
       the University of Glasgow

Speaker:Prof. Elizabeth K Tanner
        Departments of Mechanical and Civil Engineering
        University of Glasgow


講演概要:
 工学部教育GP事業および大学院グローバルサーカス事業の一環として,英国Glasgow大学のProf. Elizabeth Tannerが2/21-2/24の 期間来学されました.この機会を利用してコアセンターの研究会を開催しました.
 タンナー先生の講演内容は以下のとおりです.
 グラスゴー大学の紹介と教育制度について,説明があった.カリキュラムについては一覧表を使い,具体的な科目名と取得すべき 単位数まで示した.特に興味深かったのは,日本人の土木技術者である渡邊嘉一の話である.1884年に渡英した渡邊博士はグラスゴ ー大学に入学し,1886年に卒業後ファウラー・ベイカー工務所を経て,フォース・ブリッジ鉄道株式会社のフォース鉄道橋建設工事 監督係となっている.フォース湾と呼ばれる入り江に,「鋼の恐竜」とも形容される巨大なフォース鉄道橋が架かっている.スコッ トランド銀行が2007年から発行している20ポンド紙幣にもフォース鉄道橋が描かれ,渡邊博士も描かれたいる.

田邊先生 タンナー先生
講演に先立ちタンナー先生を紹介する田邊先生と公演中のタンナー先生
聴講風景
講演の前の会場の雰囲気
田邊研1 田邊研2
田邊研での学生たちとのディスカッション
鳴海研
分散系流体や細胞の変形性に関する学生とのディスカッション(鳴海研究室)
新田研
広視野レーザ顕微鏡の応用研究に関する学生とのディスカッション(新田研究室)