2008年度
第3回生体材料・医用デバイス研究開発コアセンター研究会

日時:平成21年3月3日(火)
場所:新潟大学 自然科学研究科 物質生産棟 161室

  

1.講演会

(1)15:00-15:45
 講演「MEMS、超精密加工技術の紹介および医療分野への応用事例」
    新潟県工業技術総合研究所 研究主幹 斎藤 博 氏

講演概要:
  MEMS、超精密加工技術に代表されるナノテク技術は、医療分野の機器製造において重要性を増している。講演では、最初にNICOナノテク研究センター(長岡市)に設置しているナノテク関連機器を紹介し、これまでの研究事例、現在企業と進めている医療分野への応用例について述べる。

斎藤 博
MEMSのための超精密加工技術を解説する斎藤氏

 

(2)15:45-16:30
 講演「医療に関わる音響・騒音および音響学的な生体材料関連の研究」
    新潟大学 自然科学系 材料生産システム系列 准教授 坂本秀一

講演概要:
 本講演においては、医療機器への音響の応用として中空光ファイバー装置のリーク検出について述べる。また、動物病院の患畜が発する騒音の制御の問題、象の密猟防止のための音響材料としての象牙の代替材料の開発、バイオマスによる吸音材料の開発などについて述べる。

坂本秀一
医工連携のための音響利用技術を説明する坂本先生