TA用語解説
Teaching Assistant の略。優秀な大学院学生に、学部学生などに対する助言や実験・実習・演習などの教育補助業務を行わせる。大学教育の充実と大学院学生への教育トレーニングの機会提供を図るとともに、これに対する手当ての支給により、大学院学生の処遇改善の一助とすることを目的とした制度。
GPA用語解説
Grade Point Average の略。米国において一般的に行われている学生の成績評価方法の一種。学生が履修した個々の授業科目の評価に応じてGP (Grade Point)を与える。
GPAとは、獲得したポイントの合計を履修した総単位数で除した;1単位あたりの成績の平均値である。GPA 制度の狙いは、卒業時の能力に照準を合わせ、学生の学力の到達水準を明確にして、「学ぶ量ではなく、学ぶ質を問う」ことにある。
GPA制度の特徴は、単位を修得した授業科目だけではなく、履修登録した全ての:授業科目が成績評価の対象となることである。これは、選択した科目に対する履修責任を学生に問うものである。ただし、不合格となった科目を再履修することにより、 GPを得れば、GPAを高めることができる。即ち、学生の自己責任が問われると同時に自己努力が評価される仕組みになっている。
FD用語解説
Faculty Development の略。教員が教育内容・講義方法を改善し、向上させるための組織的な取り組みをいう。具体的な例としては、学生による授業評価や教員アンケートに基づく授業改善への取り組み、教員相互の授業参観の実施、講義方法についての研究会の開催、新任教員のための研修会開催などがある。
TLO用語解説
Technology Licensing Organizationの略。大学の教員からの申請に基づいて、「特許化の可能性検討」「マーケッティング調査」「ライセンス契約」「特許管理、ライセンス管理」等の業務を行う組織をいう。収入はTLO が一定比率を取得した後、発明者・大学等 で配分することになっている。
シラバス用語解説
Syllabus : 各授業科目の詳細な授業計画。一般に、大学で開講している授業科目名、担当教員名、講義目的、各回ごとの授業内容、成績評価方法・基準、準備学習等についての具体的な指示、教科書・参考文献、履修条件等が記されており、学生が各授業科目の準備学習等を進めるための基本となるもの。また、学生が講義の履修を決める際の資料になると共に、教員相互の授業内容の調整、学生による授業評価等にも使われる。
インターンシップ用語解説
Internship ;とは、「学生が、在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験をおこなうこと」をいう。
教育機関及び学生にとっては、「学生に高い職業意識が醸成される」「自主性・独創性のある人材の育成ができる」「教育内容の改善・充実につながる」などの効果が期待される。一方、産業界にとっては、「学生の質の向上に寄与できる」「産業界のニーズが反映される」「産業界や企業、職業に対する理解が深まり、学生の適正な職業選択が可能になり、“ミスマッチ”防止になる」などの効果が期待される。
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 用語解説
新産業創出のため、ベンチャー・ビジネスの萌芽ともなるべき独創的な研究開発を推進するとともに、高度の専門的職業能力を持つ創造的な人材を育成するための教育研究施設。