工学部では,専門的能力に加え,国際コミュニケーション能力を備えた実践的グローバルエンジニア育成の取組を実施・支援しています。「TOEIC-IPテスト」や「工学部グローバル人材特別賞(目標スコア達成者の表彰)」等で英語力向上意欲の活性化を図り,様々な留学交流事業への参加に結びつけています。工学力教育センター国際教育部門の「文科省採択(平成28~令和2年度:世界展開力強化事業)メコン諸国と連携した地域協働・ドミトリー型融合教育による理工系人材育成:G-DORM」では,王立プノンペン大(カンボジア),ラオス国立大(ラオス),チュラロンコン大(タイ),ハノイ工科大(ベトナム)との短・中・長期の双方向留学プログラムで,ホスト大学学生との学年縦断・分野横断・多国籍チームによる課題解決型インターンシップを通し,実践的グローバル・リーダー人材を育成します。令和元年度は,派遣留学生14人,受入留学生26人,各ホスト大学在学生33人が参加し,23グループが国内外の24企業等でインターンシップを実施しました。その他,夏の学校(独・マグデブルグ大),短期(独・マグデブルグ大,中・大連理工大),リサーチキャンプ(中・華僑大),長期(米・サウスイースタンルイジアナ大),英語研修(米・イリノイ大アーバナ・シャンペーン校)といった留学交流も実施しました。また,後述の学部間交流協定大学を含めた多様な教育・研究機関と交流し,研究の国際化・高度化につなげています。
