「つながる研究」工学部版
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環境・エネルギー 近年注目されている粒径100マイクロメートル以下の微細気泡であるマイクロバブル(MB)を用いた染色工程の高効率化を目指した研究を進めています。本研究では、毛細管現象による染色実験を行い、マイクロバブルの有用性とメカニズムの解明を行っています。 特に、染色助剤(界面活性剤)の代用を目指した流体工学的な観点による検討を行っています。 伝統工芸の側面もある染色は、被服学から工業分野に関係します。本研究室では、流体工学的な視点に基づいた研究を進めています。Ushida et al., Journal of Surfactants and Detergents, Vol. 15, No. 6, pp. 695-702, (2012.11).Ushida et al., Journal of Food Engineering, Vol. 206, pp. 48-56, (2017.8).Kobayashi et al., Experimental Thermal and Fluid Science, Vol. 145, 110899, (2023.7).※お問い合わせは新潟大学社会連携推進機構ワンストップカウンターまでonestop@adm.niigata-u.ac.jp専門分野流体工学、非ニュートン流体力学、環境負荷低減技術、微細気泡技術●キーワード● マイクロバブル、染色、濡れ性、毛細管現象・マイクロバブル活用分野なら問いません。・新潟県や新潟市などの官も交えた発展を希望して います。http://fluidlab.eng.niigata-u.ac.jp/index.html自然科学系 准教授牛田 晃臣 USHIDA Akiomi関連する知的財産論文 等2-3染色実験装置合成繊維(一般的な衣類)の実験例研究の目的、概要、期待される効果アピールポイントつながりたい分野(産業界、自治体等)流体工学研究室マイクロバブルを用いた染色工程の高効率化

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