環境・エネルギー 多孔質のような複雑構造表面における熱ふく射の入射・反射・再放射、多孔質固体部に吸収された熱の伝導による移動、さらに熱媒の流れによる対流熱伝達の複合伝熱問題を対象とします。この応用例として、集光型太陽熱利用における多孔質レシーバ/リアクターが挙げられます。多孔質構造のCTスキャン画像から再構築した3次元構造を数値シミュレーションへと取り込みます。連成数値シミュレーションによって、多孔質構造でのエネルギー収支や伝熱メカニズムを明らかにします。 多孔質焼成からそれを取り込んだふく射-伝導-対流熱伝達の連成数値解析まで可能です。 本研究室では、基礎研究による現象の解明と製品開発への応用を目指しています。専門分野熱工学、伝熱工学、エネルギー変換工学●キーワード● 多孔質構造、集光型太陽熱利用、伝熱メカニズム、数値シミュレーションNakakura et al., Solar Energy, Vol. 170, (2018), pp. 606-617.Nakakura et al., International Journal of Heat and Mass Transfer, Vol. 137, (2019), pp. 1027-1040.Kawasaki et al., Journal of Thermal Science and Technology, Vol. 15, No. 2, (2020), JTST0018※お問い合わせは新潟大学社会連携推進機構ワンストップカウンターまでonestop@adm.niigata-u.ac.jp・多孔質構造を扱う産業/研究・伝熱現象のコントロールに関連する産業/研究・集光型太陽熱利用に関連する産業/研究http://mu-koba.eng.niigata-u.ac.jp自然科学系 教授松原 幸治 MATSUBARA Koji自然科学系 助教中倉 満帆 NAKAKURA Mitsuho関連する知的財産論文 等2-1実在多孔質構造の数値シミュレーションへの適用多孔質構造による空気集熱量と反射・透過・熱放射損失の割合研究の目的、概要、期待される効果アピールポイントつながりたい分野(産業界、自治体等)熱工学研究室ふく射・伝導・対流熱伝達メカニズムの解明多孔質構造における
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