「つながる研究」工学部版
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共通・他の領域  日本古来の美意識と幽玄な世界を音で表現するため、従来の作曲法だけでなく、アルゴリズムを用いて未聴覚な響きや構造を模索し、題材や要望に合った「世界観」を作曲を通して表現し、オーケストラ、室内楽、コンピュータなどによる作品として制作、発表しています。 私の研究室では、従来の作曲のほかに、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を使い、アルゴリズムを用いた音楽作品の制作、システム構築などを行っています。芸術的な視点、表現方法と、数式など芸術領域以外の方法、概念を組み合わせることで、幅広い表現や様々な種類の音を生み出すことができます。芸術と工学の融合という新たな環境が、この研究を可能にしています。 国内外での委嘱作品発表の経験から音楽文化の発展へ寄与していきます。論文:コンピュータ音楽とその作曲への応用(新潟大学教育学部研究紀要、人文・社会科学編, 8巻1号, pp.81-94)著書(楽譜): 独奏フルートのための「異なる時空II」(㈱音楽之友社 2004)※お問い合わせは新潟大学社会連携推進機構ワンストップカウンターまでonestop@adm.niigata-u.ac.jp●キーワード● 芸術表現、創作、音、音楽、芸術と工学専門分野作曲、アルゴリズムコンポジション、芸術、コンピュータ音楽・音楽の新たな取り組みや作品制作に関心のある自治体・企業・映像など他の分野や表現でのコラボレーションに関心のある方8-1https://kensakushimizu.com人文社会科学系 教授清水 研作 SHIMIZU Kensaku関連する知的財産論文 等Requiem for Fukushima (オーケストラ作品)ドイツ世界初演 2012GUIを使ったプログラミング例研究の目的、概要、期待される効果アピールポイントつながりたい分野(産業界、自治体等)清水研究室作曲と音による芸術表現

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