研究の目的、概要、期待される効果
日本のエネルギー消費量の中で、建築が関連する業務・家庭部門で消費される割合は全体の約1/3を占めています。建築・都市における快適性と省エネルギーの両立は、持続可能な社会を確立する上で極めて重要な課題の一つです。
私たちの研究室では、この一見相反する課題に対して、これまでに以下のテーマ等に関して研究を行ってきました。
■住宅の通風性能評価に関する研究
■住宅のエネルギー消費・CO2排出量に関する研究
■ゼロエネルギーハウスのライフサイクルコストに関する研究
■家庭用エアコンを対象とした実使用の成績係数に関する研究
■建物内外における気流の可視化に関する研究
■住宅における電化厨房を対象とした高効率換気・空調に関する研究
■完全人工光型植物工場を対象とした省エネ型栽培設備の開発研究
■建築空間を対象とした人からの飛沫の拡散に関する研究


アピールポイント
実験とコンピュータシミュレーションの両面から研究を行っております。
これまでにも様々な企業や団体と共同で研究、開発に取り組んできました。
つながりたい分野(産業界、自治体等)
建築や都市の温熱・空気環境に関する快適性や省エネルギー、省コストに関する課題を持った分野。また、学際的な分野にもチャレンジしたいと考えています。