研究の目的、概要、期待される効果
視覚障害教育において立体物を触ることでものの概念形成を図ることは大変重要である。この視覚障害教育で必要な多種多様な立体模型を作成できるのが3Dプリンタである。しかし3Dプリンタの操作は決して簡単ではなく、とりわけ3Dデータの作成には3次元CADソフト(立体製図ソフト)の技術が必要であり、これを盲学校・視覚特別支援学校の教員が習得するのはハードルが高い。そこで大学、高専、工業高校など、3Dプリンタを使う技術を持ち、かつその技術を社会に役立てたいという思いを持つ人々・組織の力を結集し、これをネットワーク化することで視覚障害教育に役立つ3Dデータの作成と立体模型の印刷を加速させる。


アピールポイント
社会的要望の明確な研究開発で、やりがいを感じることができます。
つながりたい分野(産業界、自治体等)
・3Dモデリング技術、3D印刷技術を持つ個人、団体
・障害児教育関係者