協創とはENGINEERING MANAGEMENT

協創とは

“新潟からイノベーション・リーダーを輩出したい”そんな思いから、当プログラムは地域の企業や団体の皆様と本学教職員の協働により生まれました。

工学は社会に必要なモノやシステムを創造する学問分野です。社会に潜む問題や課題に対して、その創造で課題解決に導くことこそ工学本来の意義と言えます。

しかし近年、複雑さを増すばかりの現代社会においては種々の課題も複合化、潜在化を深め、単一の科学・技術的知識からだけではその解決は困難です。

今社会に求められている人材は専門の知識だけを深く有する人ではありません。文系・理系の枠を超えた視点から社会的課題に向き合い、工学的な技術の応用により解決策や新たな価値を“社会と「協創」”することができる人です。

「工学」と「マネジメント」を同時に学び、社会と「協創」できる人材。
協創経営プログラムはそのような人材育成を目指します。

企業からのメッセージ

藤田金属株式会社 取締役 土田 喜一

藤田金属株式会社 取締役 土田 喜一様

「協創経営プログラム」は、私共を含めた県内の経済界が潜在的・抽象的に期待をしていた大学のあり方や求める大学生像を見事に具現化したプログラムであり、新潟大学工学部と地域企業を横断的に結び付ける新たな取り組みの開始を歓迎いたします。

工学教育に加え、創造性や課題解決力を横断的に養うドミトリー教育、最長で六年を一貫してじっくりと腰を据えて勉学に打ち込める教育体制、協創経営を実現させるための独自の科目構成など、これまでの枠を超えて地域産業へ貢献できる人材が育成され、新潟のみならず日本の発展に資するものと確信しております。

弊社藤田金属は新潟大学工学部大学院卒をはじめ、多くの新潟大学卒業生が活躍しています。大学が時代の潮流を捉え変革への取り組みを推進されるのと同時に、弊社も鉄鋼業界という世界規模の変化の中を乗り切っていかなくてはなりません。中期経営計画に掲げているスローガン「動く変る」のもと、更なる高みを目指し産学連携による「協創」によって新潟県の発展に寄与したいと考えています。

新潟大学工学部に入学された学生の皆さんが「協創経営プログラム」で学び、多角的な知識や柔軟な判断能力を修得されたあかつきには、その力を存分に発揮してもらえることと大きく期待をすると同時に、皆さんと一緒に社会へ貢献できることを待ち望んでおります。

最後になりましたが、これから進路を決められる高校生の皆さんにも、理工学とビジネスパーソンとして活用できる知識を横断的に学ぶことのできる「新生・新潟大学工学部」に是非とも挑戦し、その才能に磨きをかけていただきたいと思います。

株式会社コロナ 技術本部
研究開発センター部長
本間 隆

株式会社コロナ 技術本部研究開発センター部長 本間 隆様

私は技術本部で商品の設計、開発に従事しています。お客様に買っていただける商品は設計、開発だけでは形にならず、企画や製造、販売など多くの部門が連携しながら進めないと良い商品にはなりません。今までの工学部では商品を設計、開発する人材を育成してきましたが、世の中がめまぐるしく変化する中、もっと大きな視点で物事を見る事が出来る人材を企業は求めています。どのような商品がお客様に受け入れられるのか、コストはどのようにすればお客様に買っていただけるのか、等々、今までの工学部での教育以外にマーケティングや経営戦略などの幅広い知識が必要です。

今回工学部に「協創経営」と言う新しい分野が新設されました。この新しい分野は今までの工学教育のほかに分野横断・文理融合型専攻プログラムが新設されますので、会社組織を俯瞰してリーディングできるビジネスリーダーの育成に期待が持てます。工学的な物の見方だけでなく、文学的、経済的な物の見方が出来るオールマイティーな人材が育成されますので、文系、理系を問わず「協創経営プログラム」を学ばれた学生の皆さんは、これからの企業にとって必要な人材になりうるものと期待しています。

株式会社 北村製作所 豊島裕之 新潟大学 工学部
附属工学力教育センター
工学力フェロー

新潟大学工学部様で新設する"協創経営プログラム"に大きな期待をしております。それは、本プログラムが"実学教育"に重きを置いてるからです。私が思う、いま企業が求めている人材は単なる学力ではない、人間力の基礎(ベース)がしっかりしている人材です。

"協創経営プログラム"は、学生がその基礎(ベース)を養うカリキュラムが1年次から配されており、段階的に養成していく6年一貫教育です。人間力を身につけた6年後の卒業生が、我々企業人へどんな新たな驚きを与えてくれるのか、非常に楽しみで仕方ありません。本プログラムが、ここ"新潟"という地域産業のみならず、世界でおおいに活躍する学生を輩出してくださることを期待しています。

一般社団法人つばめいと 代表理事 株式会社新越ワークス 代表取締役 山後春信

新潟大学工学部の改組と新たな協創経営プログラムの創設に対し、燕産業界としても大変興味深く、大きな期待を持っています。
体系的なインターンシップをはじめとした企業社会との連携は私たち産業界も望んでいた取組であり、燕市ではインターンシップを積極的に受け入れる準備を始めているところでもあります。
金属洋食器やハウスウェアなど金属加工を中心とした地場産業のマチである燕も、未来へ向けての模索を続けており、学生の皆さんの若い、新しい発想を様々な面で求めています。

ひとつは、これまでの製品群に対して新しい作り方への挑戦で、例えば「職人技を承継するためにVR等の技術を使う」といった発想です。
もうひとつは、集積された生産技術で新しい価値を創造するという挑戦で、これまでの異業種展開で広がったゴルフクラブやキャンプ用品に続く新たな製品ジャンル展開への発想です。

また、WEBやSNSでの情報発信や「取扱説明書をマンガで作る」といったユーザーとの新しいコミュニケーション方法においても新しい発想を求めています。

このようなテーマに一緒に取り組んでくれるような人材育成のために、燕の町中をフィールドワークの場所として使ってもらえるよう、「つばめ産学協創スクエア」という拠点建設を計画しています。
皆さんと一緒に新しい未来を作っていけることを期待しています。