過去の研究プロジェクト


国土交通省「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」採択課題

薄板モルタルとデータ同化手法を利用したコンクリート橋の3次元塩分浸透予測手法の開発
平成27年度~30年度(予定)

研究の目的・目標

本研究は、飛来塩分環境下にあるコンクリート橋への塩分浸透状況を3次元的に把握するシステムを構築することを目的とする。このために、以下の要素技術を開発し、それを組み合わせる。

  1. 薄板供試体とデータ同化手法を用いて,飛来塩分量解析の境界条件を同定する手法
  2. (1)を利用し,橋梁全表面における飛来塩分付着量,即ち,コンクリート中への塩分浸透解析の境界条件となる表面塩分濃度を求める手法
  3. 環境条件の影響を考慮した不飽和コンクリートへの塩分浸透予測手法
  4. 薄板供試体の効率的な製造・貼付け・回収方法

研究体制

氏名 所属 専門
佐伯竜彦 新潟大学 コンクリート工学
阿部和久 新潟大学 計算力学
富山 潤 琉球大学 コンクリート工学計算力学
紅露一寛 新潟大学 計算力学
斎藤豪 新潟大学 コンクリート工学
大竹雄 新潟大学 設計論
山下将一 新潟大学 計算力学
宮口克一 デンカ株式会社 コンクリート工学

コンクリート工学計算力学の研究者が参画
※タイプの異なる塩害地域(新潟, 沖縄)の研究者が参画

>>国土交通省 平成27年度「道路政策の質の向上に資する技術研究開発の募集」の審査結果