logo


教育目標の達成度
−  目次  −
学習・教育目標とその評価方法
Jabeeカリキュラム
アンケートと達成度確認のお願い



(A) 政治経済,環境問題など社会の動きを理解できること,異なる国や地域の特性を理解し適切に行動 できること。
 この学習・教育目標は,地域や国,地球といったさまざまな規模で,政治,経済,科学技術,資 源・エネルギー,環境など社会の問題や動きを理解できる能力を養成することを意図している。こ の目標を達成するために下記の項目を具体的達成目標として設定している。
  1. 地域や世界における政治経済問題,資源・エネルギー,環境問題など地域社会や世界の社会現象な どを認識するための社会科学的素養を持つこと。
  2. 地域や時代により文化や価値観が違うことを認識し,異なる地域の人々と適正に交流するための人 文科学的素養を持つこと。
  3. 外国語によって書かれた,人文科学,社会科学,自然科学に関連する事柄を理解するための言語能力を身につけること。
  4. 外国語を用いて自分の考えを他人に伝える能力を身につけること。


(B) 化学技術者・研究者として社会に対する役割や責任を理解でき,倫理的に正しい判断ができること 。
 この学習・教育目標は,化学技術者・研究者が専門職に携わる人間として社会に対する影響力や 責任を認識し,倫理的な判断ができる能力を養成することを意図している。この目標を達成するた めに下記の項目を具体的達成目標として設定している。
  1. 化学技術史や化学技術が持つ将来の課題を含めて,化学技術が社会や環境に対する役割,責任,影 響力を理解できること。
  2. 化学研究者や化学技術者の業務内容を理解し,社会に対する責務を理解できること。
  3. 技術者倫理規約の必要性を認識すること。事例研究を通して,規約を拠り所として倫理的な判断が できること。


(C) 自然科学,情報技術などに関する知識,ならびに応用化学と化学工学に共通な知識を習得し,それ らを用いて課題を解決できること。
 この学習・教育目標は,自然科学,情報技術の知識と応用能力,工学一般ならびに化学分野の工 学基礎,化学工学基礎の知識と応用能力を養成することを意図している。この目標を達成するため に下記の項目を具体的達成目標として設定している
  1. 自然科学に関する基礎知識を習得し,自然現象を理解するためにそれらの知識を利用できること。
  2. 情報処理技術に関する基礎知識を習得し,それらを利用して情報処理機器の操作,処理操作ができ ること。
  3. 数学,物理,化学などの自然科学を工学に利用するための専門基礎知識を習得し,これらの分野に ついても基礎的な問題を解けること。
  4. 化学関連分野以外の工学に関する専門基礎知識を習得できること。
  5. 化学科目に関する専門知識を習得し,それらに関する問題を解決できること。その過程と結果を他 人に説明できること。
  6. 応用化学コースと化学工学コースに共通の化学技術基盤科目に関する専門知識を習得し,それらに 関する問題を解決できること。その過程と結果を他人に説明できること。


(D-1) 応用化学コースでは,分子や集合体組織構造の設計,合成反応系や触媒の設計・開発,およびこれ らを支援する化学に関して,与えられた課題を解決するための選択肢を定められた期間内に提示す る能力を持つこと。
  1. 無機化学,分析化学,物理化学,有機化学,高分子化学の5分野に関する専門知識を習得し,それ らの分野に関する問題を解決できること。
  2. 無機化学,分析化学,物理化学,有機化学,高分子化学の5分野に関する専門知識を総合的に利用 して,化合物の合成方法,解析方法,分析方法等を合理的に設計できること。問題解決の過程と結 果を他人に論理的に説明できること。
  3. 無機化学,分析化学,物理化学,有機化学,高分子化学の5分野に関する実験を安全に適切に実施 できる能力,データを解析し論理的に結論を導くことができ,他人に説明できること。
  4. 演習,実習,あるいは実験に関連して,解決方法や実験方法を自分で想定できること。


(D-2) 化学工学コースでは,材料開発,化学装置やプロセス,プラントの設計,開発,運転,およびこれら を支援する化学技術に関して,与えられた課題を解決するための選択肢を定められた期間内に提示す る能力を持つこと。
  1. 反応工学,分離工学,移動現象,プロセスシステム工学の4分野および化学工学の応用分野に関する 専門知識を習得し,それらの分野に関する問題を解決できること。その過程と結果を他人に説明でき ること。
  2. 反応工学,分離工学,移動現象,プロセスシステム工学の4分野および化学工学の応用分野に関する 専門知識を総合的に利用して化学装置,運転方法等の合理的設計ができること。問題解決の過程と結 果を他人に論理的に説明できること。
  3. 反応工学,分離工学,移動現象,プロセスシステム工学の4分野および化学工学の応用分野に関する 実験を安全に適切に実施できること。データを解析し論理的に結論を導くことができること。その過 程と結果を他人に説明できること。
  4. 演習あるいは実験に関連して,解決方法や実験方法を自分で想定できること。


(E) 学習計画の立案,実施,評価を継続して行えること。
 この学習・教育目標は,自己の学習目標を設定し,学習状況を評価することを含めて,自己の能 力を伸ばすための努力ができる能力の養成を意図している。この目標を達成するために下記の項目 を具体的達成目標として設定している。
  1. 学期ごとに自己の学習成果を点検し,次の学期の学習目標を設定できること。その結果を定められ た期間内に提出すること。
  2. レポート等の課題を提出期限を考慮して遂行し,定められた期限内に内容を整えて提出できること 。
  3. 4年生では,卒業研修,卒業研究や論文輪講に従事した時間を記録し,それを考慮して実験や文献 調査,授業準備などの時間配分計画を立てることができること。


(F) 自己の考えを適切に発表する能力,討論を通して合意を形成する能力,国際的に通用するコミュニ ケーション基礎能力を持つこと。
 この目標は,口頭あるいは文書により結果や思考過程を他者に伝える能力,他者から受け取る能 力ならびに英語による情報収集・コミュニケーション能力の養成を意図している。この目標を達成 するために下記の項目を具体的達成目標として設定している。
  1. 同じテーマについて個人の意見を発表できること,他人の意見を理解すること,合意形成を目的と した討論ができること。
  2. チーム内で役割を分担して作業を行い,チームとしての結論を形成し,発表できること。
  3. 日本語以外でコミュニケーションを行うための基礎能力を持つこと。
  4. 英語で書かれた演習課題,専門書,論文等の内容を理解できること。
  5. 卒業研修,卒業研究について,研究内容や結論を合理的に,明瞭に説明できること。質問に対して 適切に対応できること。


(G) 複数の問題解決策を合理的に評価できる能力,一つの解決策を実行して問題を解決する能力を持つ こと。
 この目標は,一つの課題に対して複数の選択肢(解決策)があることを認識し,複数の選択肢を 総合的に評価して一つの選択肢を採用する能力,採用した選択肢を実現し,その効果を評価する能 力の養成を意味する。この目標を達成するために下記の項目を具体的達成目標として設定している 。
  1. 卒業研究の背景,研究の必要性を理解できること。
  2. 研究の目的を理解し,目的を達成するための解決策を複数提示できること。複数の解決策から最も 優れている解決策を合理的に選択できること。
  3. 研究成果の意義を適切に判断できること。また,将来の課題を提示できること。