新潟大学工学部
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トピックス
2016年度 受賞論文及び各種表彰の一覧
◎Best Student Paper Awardの受賞報告
  受賞者 : 松野優樹(機械システム工学科卒業,大学院材料生産システム専攻光エネルギー工学研究室所属M2(H29.3修了))
  備 考 : The 6th International Symposium on Micro and Nano Technology (ISMNT6) において,Best Student Paper Awardを受賞しました.対象となった論文のタイトルは,Wavelength-selective metasurface emitter for thermophotovoltaic system”で,独創的な熱ふく射制御技術が高く評価されました.
   
Best Student Paper Award


◎工学部大木基史准教授の研究グループが2016年度日本材料試験技術協会賞を受賞しました
  受賞者: 大木基史(新潟大学工学部)
高岡謙伍(新潟大学大学院自然科学研究科)
森下 一(協立工業株式会社)
齋藤 浩(新潟大学工学部)
  対象論文: 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック材の曲げ試験による機械的特性評価および破壊挙動解析
  概要: 本賞は、学術誌「材料試験技術」に発表された材料試験技術上の優れた学術的若しくは技術的研究に授与されます。本論文は、3種類の炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)の曲げ試験を行い、その破壊挙動を調査した研究です。これまでのエポキシ樹脂に代表される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と比較して、CFRTPはマトリックス/炭素繊維の界面接着性が低く、マトリックス自身の弾性率も低いためにその破壊挙動が複雑です。このような系に対して、本論文では顕微鏡観察とAE(アコースティックエミッション)を併用した試験を実施し、マトリックス樹脂の違いによる複合材料の破壊挙動を明らかにしました。CFRTPにおける実用的な評価方法を示すとともに、貴重な機械特性評価データを示した報告であり、日本材料試験技術協会賞に値すると判断されました。

2016年度日本材料試験技術協会賞



◎第6回サイエンス・インカレにおいてスマート・ドミトリー受講学生が受賞しました
   3月4日(土)、5日(日)に筑波大学筑波キャンパスにおいて第6回サイエンス・インカレが行なわれました。新潟大学工学部からはスマート・ドミトリーを受講している学生達2班(微生物による染色廃水の処理班[指導教員:化学システム工学科 山際和明教授]、汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班[指導教員:化学システム工学科 金熙濬教授・狩野直樹准教授])が参加しました。染色廃水班は「人工根圏による廃水処理−動力を使わずに人工湿地の高速化を目指す−」という題目で発表行ないサイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞(グッドパフォーマンス賞)を受賞、リン回収班は「重金属制御可能な汚泥焼却灰からリン回収プロセスの開発と回収物の直接肥料化」という題目で発表行ないサイエンス・インカレ審査員特別賞を受賞しました。
   
参加学生集合写真
参加学生集合写真


◎Lutz Wisweh(ルッツ・ビスベー)元教授 (機械システム工学科) 旭日双光章 The Order of the Rising Sun, Gold and Silver Raysを叙勲
  詳 細:  新潟大学の交流協定校であるオットー・フォン・ゲーリック大学マグデブルク(ドイツ)の元教授であり、現在はザクセン=アンハルト州の独日協会会長であるWisweh教授が、平成28年度秋の外国人叙勲において、旭日双光章を受け、平成29年1月31日にベルリンンの日本大使館において勲章授与が行われました。これまでの日本・ドイツ間の友好親善及び相互理解の促進に寄与した業績が認められたものです。
 Wisweh教授は、1994年に新潟大学工学部がマグデブルク大学との交流協定を結んで以来、夏の学校(短期留学プログラム)の実施、交換学生の受入と派遣に多大な貢献をされました。新潟大学工学部は、1994年にマグデブルク大学との交流協定を締結し、1996年から夏の学校を隔年で実施してそれぞれ10名程度の学生を交換することを20年にわたって継続的に実施しております。この夏の学校を行うようになってからは、ドイツとの中期・長期の留学生交換が活発化した経緯があります。Wisweh教授は、この交流のマグデブルグ大学側の窓口教員として、本学の学生の指導に多大な貢献をしてくださいました。この国際交流の成果に関する工業教育領域の学術論文等の発表においても、共著者として貢献していただいております。加えて、Wisweh教授は1999年4月1日から9月30日までの半年間は、本学部機械システム工学科教授として在職され、英語での講義の開講や学生の研究指導にも尽力されました。これらの業績に対し、平成24年度には工学部教育賞を受賞されました。
 Wisweh教授の今回の叙勲は、本学の国際交流にとっても大きな意義をもつものであり、ここに心からお祝い申し上げます。




◎工学部機械システム工学科の学生に新潟西警察署より感謝状が贈られました
  特殊詐欺を未然に防いだとして,工学部機械システム工学科4年生の谷口壮馬さんに,新潟西警察署より感謝状が贈られました。
昨年12月,アルバイト先のコンビニエンスストアにて,店長と連携し,特殊詐欺の被害を防ぐ通報を警察に行ったことによるものです。
   
新潟西警察署より感謝状が贈られました


◎国際会議ICPA2017における Best Presentation Award の受賞報告
  受賞者 : 山葡B也(大学院自然科学研究科教授; 情報工学科担当)
  備 考 : この度,国際会議 The 19th International Conference on Precision Agriculture (ICPA2017)で行った Field Environment Sensing and Modeling for Pears towards Precision Agriculture と題する発表が Best Presentation Award を受賞しました.
この研究は農業に情報通信技術を導入し,農作業の負担を軽減するとともに農作物の品質向上を目指すもので,三条市にある洋ナシ生産者と共同で行っているものです.
本研究の先駆的な取り組みとプレゼンテーションが評価され,受賞されたものです.
   
Best Presentation Award


◎平成28年度パテントコンテストにおいて優秀賞、文部科学省科学技術・学術政策局長賞を受賞しました
  工学力教育センターで開講しているものづくりプロジェクトを受講している吉原順一郎君が考案した、「補聴器の電源切り忘れ防止と切る動作補助、及び破損を防止する器具」が平成28年度パテントコンテストにおいて優秀賞に選ばれました。超高齢社会に突入している日本において、補聴器への需要が高まっています。しかし従来の補聴器は問題を抱えています。その問題に悩む祖母を見て、吉原君は解決法を考えました。こうして今回受賞対象の発明が生まれました。考案された器具は特許庁の特許出願支援対象となります。
 また、新潟大学工学部としても特許等知的財産の教育に熱心な機関として認められ、文部科学省科学技術・学術政策局長賞を受賞しました。
 表彰式は2017年1月23日に東京都千代田区JPタワーホール&カンファレンスで開催されました。吉原君と田邊工学部長が出席し、それぞれ表彰状を受け取りました。考案された器具の今後の製品化が期待されます。
   
パテントコンテストにおいて優秀賞を受賞


◎「地域のための学生アプリコンテスト2016」において優秀賞(にいがた地域情報 化推進協議会長賞)を受賞
  受賞者 : 須藤 直紀、廣沢 拓也、福井 暉斗、岩谷 俊孝(SL-Labチーム)(情 報工学科4年)
  指導教員: 山葡B也(大学院自然科学研究科教授)
  備 考 : 信越情報通信懇談会及びNPO法人にいがた地域情報化推進協議会が主催した「地域のための学生アプリコンテスト2016」において、「越後スマートスキー場アプリ」を提案し、表題の賞を受賞しました。このコンテストは、学生たちが地域に役立つアプリや生活を便利にするアプリのアイディアを競い合うもので、書類選考に残った7チームによるプレゼンテーションを5名の審査員が評価し、上位4チームに優秀賞の授与という結果となりました。今回の受賞を励みに今後ますます地域に貢献できるような研究を行っていきたいと考えております。
   
優秀賞(SL-Labチーム)


◎崔 森悦先生が新潟大学学長賞を受賞
  受賞者: 崔 森悦 (電気電子工学科・助教/研究准教授)
  詳 細: 学長賞(若手教員研究奨励)は,顕著な研究成果を上げ,「国内外の評価の高い学術誌に掲載された論文」や「受賞論文」等を投稿した若手研究者を顕彰し,将来の学術研究を担う優秀な若手研究者の育成及び研究意欲の向上を図ることを目的として制定された賞です.対象となった論文のタイトルは, Multifrequency swept common-path en-face OCT for wide-field measurement of interior surface vibrations in thick biological tissuesで,独創的な光生体計測技術が高く評価されました.
  関連リンク: http://www.niigata-u.ac.jp/news/2016/26190/




◎原田修治先生が日本金属学会学術貢献賞を受賞
  受賞者: 原田修治(新潟大学 名誉教授)
  詳 細: 本学名誉教授である原田修治先生が日本金属学会の2016年度学術貢献賞(第14回)を受賞されました。日本金属学会は,『金属に関する理論ならびに工業の進歩発達をはかること』を目的に本多光太郎先生の提唱により1937年に創設された材料科学・材料工学の中心的学会です。学術貢献賞は,各地域において金属学または金属工業に関する学術または技術の進歩発達に功労があった方に対する授賞です。誠におめでとうございました。
  関連リンク: http://jim.or.jp/prize-relation/prize_jusyou.html

原田修治先生が日本金属学会学術貢献賞を受賞




◎2016年 日本建築学会 「優秀修士論文賞」と「優秀卒業論文賞」の受賞報告

「優秀修士論文賞」
  受賞者: 原島直(H25年度建設学科建築学コース卒業、H27年度大学院自然科学研究科博士前期課程修了、都市計画研究室)
  題 目: 歴史的建造物の取り壊しに対する代替案検討制度の運用実態-米国マサチューセッツ州地方自治体のDemolition Delay Bylaw/Ordinanceを中心として-
  備 考: 米国のユニークな都市保全制度の仕組みを明らかにした研究で、今後の日本における都市保全をめぐる議論に大きな示唆を与えうる、極めて完成度が高い研究として評価され、本年度の日本建築学会優秀修士論文賞を受賞しました。
    日本建築学会 優秀修士論文賞

「優秀卒業論文賞」
  受賞者: 堀越萌(H27年度建設学科建築学コース卒業、大学院自然科学研究科都市計画研究室在室)
  題 目: 地域復興における災害遺構の保存活用の経緯及び実態-自然災害による被災構造物を中心として-
  備 考: 災害遺構の保存・活用に関する協議の経緯や諸問題を詳細に記述した論文で、いずれの作業も丁寧になされており、完成度の高い論文として評価され、本年度の日本建築学会優秀卒業論文賞を受賞しました。
    日本建築学会 優秀卒業論文賞

「優秀卒業論文賞」
  受賞者: 木原佑希子(H27年度建設学科建築学コース卒業、都市計画研究室)
  題 目: 南砺市城端における絹産業遺産の分布及び外観形態-明治以降の近代化に着目して-
  備 考: 富山県南砺市の絹産業遺産を扱った研究で、一読すればこの地域の空間的特徴や歴史的変化が把握できる優れた論述として評価され、本年度の日本建築学会優秀卒業論文賞を受賞しました。

  リンク先: https://www.aij.or.jp/jpn/sotsuron/pdf/sotu2016-1.pdf

◎日本機械学会 計測・自動制御部門 パイオニア賞を受賞
  受賞者: 横山 誠(機械システム工学科・准教授)
  内 容: 4ロータ無人ヘリコプタ,レスキュー用ロボットなどの制御に関する分野で,先端的理論・応用研究を展開していることが評価されました.
  関連リンク: http://www.jsme.or.jp/dmc/Award/award.html

日本機械学会 計測・自動制御部門 パイオニア賞を受賞   日本機械学会 計測・自動制御部門 パイオニア賞を受賞




◎間瀬憲一先生が電子情報通信学会功績賞を受賞
  受賞者: 間瀬憲一(新潟大学 名誉教授)
  詳 細: 本学名誉教授である間瀬憲一先生が電子情報通信学会の平成27年度功績賞(第77 回)を受賞されました。功績賞は,電子工学,情報通信に関する国内最大規模の 同学会(会員数約30,000人)である電子情報通信学会の最高の学会賞で,電子情 報通信分野で最高の栄誉です。今回の受賞は,永年にわたり情報通信ネットワー クに関する研究開発に取り組まれ,電子情報通信分野の革新的技術の開拓・体系 化に顕著な成果を挙げたことが評価されたものです。おめでとうございます。
  関連リンク: http://www.ieice.or.jp/jpn/awards/awards27j.html
   
間瀬憲一先生が電子情報通信学会功績賞を受賞




◎平成27年度電子情報通信学会学術奨励賞(第78回)を受賞しました。
  受賞者: 土岐 卓(平成18年度情報工学科卒,平成20年度大学院自然科学研究科 修士課程修了)
  題 目: イベント監視によるスマートフォン消費電流削減手法の実験評価(総合B-7-19)
  関連リンク: http://www.ieice.or.jp/jpn/awards/awards27j.html




◎2016年度日本建築学会北陸支部「若手優秀プレゼンテーション賞」の受賞報告
  受賞者: 伊藤涼祐(建設学科建築学コース卒、大学院自然科学研究科都市計画研究室在学)
  題 目: 近代以降の新潟港周辺地域における港湾開発に伴う土地利用の変遷
―信濃川右岸地域を対象として―
  備 考: 日本建築学会北陸支部若手優秀プレゼンテーション賞は,若手に寄る学会活動を奨励し,プレゼンテーションの向上を促すために設けられている賞です。本研究は,新潟西港区右岸を対象に近代化による土地利用の変容を詳細にまとめたもので,優秀な研究発表として評価していただきました。
2016年度日本建築学会北陸支部「若手優秀プレゼンテーション賞」   プレゼンの様子


◎「日本レオロジー学会 奨励賞」の受賞報告
  受賞者: 牛田晃臣(機械システム工学科・助教)
  題 目: 複雑流体の微小サイズの流れ場における特異挙動および微細気泡混合効果
  備 考: 日本レオロジー学会 奨励賞は,レオロジーおよび関連分野において特に活発に活動している日本レオロジー学会の正会員(39歳未満の若手研究者)から選出されます.該当分野におけるこれまでの研究成果が評価されました.
  関連リンク:  日本レオロジー学会の歴代受章者一覧
   
日本レオロジー学会 奨励賞










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