新潟大学工学部
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概要・沿革
概要
大学ってなに?高等学校までの学校と大学は、いったいどこが違うのでしょうか?小学校から高等学校までは、社会人として生活するのに最低限必要な共通知識を学んできました。大学では、その基礎の上により高度な知識を広く、かつ深く学びます。文学、政治学、外国語など、知識の幅を広げるのが教養科目、ある分野のエキスパートになるための科目が専門科目です。例えば工学部では、世界的に通用する指導的なエンジニアになるための科目が用意されています。しかし、知識・技能を身につけるという意味では、高等学校までの教育と同じように聞こえるかもしれません。ところが大学では、単に答えのある問題を正しく解く能力だけではなく、「解決すべき課題を発見し、そこから解くべき問題を作り出す能力」も要求されます。そのような高度な創造的な能力は、まったく新しいことに取り組む「研究」を通じてはじめて身につけることができます。そのため大学は、単なる教育機関ではなく、研究機関でもあるのです。
夢の実現のために
人間には各人が自分の夢を実現する自由があります。夢は一生かけてかなえるものですが、そのためには青少年期に基盤となる知識・技能をしっかり身につけておくことがたいせつです。その基盤の上に、一生かけてプロとしての自分を築きあげていくのが人生、つまり夢の実現です。その第一歩として、幅広い教養と深い専門知識を学ぶことによりポケットの数を増やし、研究を通じて「創造のプロセス」を実践的に身につける、そのような場が大学なのです。
ゼミ風景
第1食堂前広場
新潟市、新潟大学の魅力
新潟市は人口81万人の本州日本海側初の政令指定都市です。広大な平野の真ん中で海に面しているため、気候はおだやかです。新潟県は豪雪地帯という印象があるかもしれませんが、それは山間地の事です。新潟市内は冬でも雪はあまり積もらないので驚くかもしれません。東京から新幹線で約2時間ですから、東京での就職活動に有利です。4本の高速道路網によって、関東、北陸、長野、福島方面にも直結しています。新潟空港は市街地に近く、札幌、名古屋、大阪、福岡、沖縄への定期直行便と国際便が運行しています。このように都市機能が充実しているにもかかわらず、大都会と比べてアパート代などの住居費や生活費が安く、さらに自然にも恵まれているため、とても暮らしやすいのが特長です。
そんな魅力的な地方の中核都市にある新潟大学は、9つの学部をもつ本州日本海側最大の総合大学です(教職員数:約2,400人、学生数:約13,000人)。工学部のある五十嵐キャンパスは、緑ゆたかな広大な敷地をもち、周りを歩くと1時間近くもかかります。そこには医学部・歯学部を除く7つの学部、大学院、その他多くの施設があり、学部を超えた学生交流、研究交流がさかんに行われています。新潟大学五十嵐キャンパスは、総合大学の名にふさわしい活気にあふれています。
工学部2階フリースペース
工学部2階フリースペース
工学部とは科学技術は、産業革命以来、人類の社会基盤を大きく変えてきました。いまや文化や経済ですら科学技術ぬきでは考えられません。いま人類の最重要課題の一つであるエネルギー問題・環境問題も革新的な科学技術で解決していかなければならないでしょう。そのため、現代の技術者は、たんに自然科学・工学技術だけでなく、人文科学、社会科学、生命科学についてもゆたかな教養をもち、柔軟かつ多面的に思考できることが求められています。そのような科学技術の真のスペシャリストを新潟大学工学部は育成します。
最先端技術を学べる7学科
いまや科学技術は、分子レベルのナノテクノロジーから宇宙技術、金融工学まで、多岐に渡っています。そこで新潟大学工学部では、その広大な科学技術分野をできるだけカバーするために、機械システム工学科、電気電子工学科、情報工学科、福祉人間工学科、化学システム工学科、建設学科、機能材料工学科の7つの学科が設置され、世界レベルの教育と研究が行われています。難しそうに聞こえるかもしれませんが、その基礎となっているのは、どの分野でも高校で学ぶ数学、物理、化学などです。
さて、あなたは何のスペシャリストを目指しますか?
電子回路製作実習
電子回路製作実習
理学部とどう違うの?
工学部では数学、物理、化学などを基礎にした学問を学びますが、理学部でも数学、物理、化学を学ぶことができます。その違いはなんでしょうか。理学部では高校で学んだ内容をさらに深く掘り下げて学ぶのに対して、工学部ではそのような基礎科学を応用して人間・社会・地球の役にたつ科学技術を創出する方法を学びます。つまり理学の理念は「真理の探究」であり、工学の理念は「人類に役立つ技術の創造」です。
工学部図書室書庫
工学部図書室書庫
社会とのつながり
工学の目標は技術開発を通して人類の発展に貢献することです。そのために新潟大学工学部は、基礎研究だけでなく、企業との共同研究を通じて製品開発にも大きく貢献しています。そのような共同研究は、各研究室レベルでも行われていますが、それに特化した機構「ベンチャービジネスラボラトリー」も設置されています。そこでは教員、大学院生、企業の研究者が共同で大学の基礎研究成果の実用化に取り組んでいます。そんな最先端の科学技術開発に、あなたも参加してみませんか?
ベンチャービジネスラボラトリー
ベンチャービジネスラボラトリー

沿革
大正12年12月 長岡高等工業学校創設
昭和19年3月 長岡工業専門学校校名改称
昭和24年5月 国立学校設置法公布、新潟大学設置、長岡工業専門学校は新潟大学(工学部)に包括(機械工学科、精密機械工学科、電気工学科、工業化学科)
昭和25年4月 精密機械工学科を精密工学科に改称
昭和35年4月 化学工学科設置
工業化学科を応用化学科に改称
昭和38年4月 電子工学科設置
昭和41年4月 大学院工学研究科設置
昭和42年4月 土木工学科設置
昭和52年4月 情報工学科設置
昭和54年5月 長岡市から新潟市五十嵐2の町に移転(第1次移転)(電気工学科、電子工学科、情報工学科、応用化学科、化学工学科、共通講座)
昭和55年5月 長岡市から移転完了(第2次移転)(機械工学科、精密工学科、土木工学科)
昭和56年4月 建築学科設置
平成元年4月 全学科改組(機械システム工学科、電気電子工学科、情報工学科、化学システム工学科、建設学科、共通講座(共通講座は平成6年3月まで))
平成6年4月 機能材料工学科設置
平成7年4月 大学院工学研究科を大学院自然科学研究科博士前期課程に転換
平成10年4月 福祉人間工学科設置
平成17年4月 附属工学力教育センター設置
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Niigata University